大塚製薬ファイブミニ、 “ミッチー店長”主演のショートドラマで健康ドリンク目指す

本記事は月刊『販促会議』8月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。
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大塚製薬が展開する「ファイブミニ」は、俳優・ミュージシャンの及川光博を起用した縦型ショートドラマ「センイおつけしますか?」を展開。第1話を5月19日、第2話を6月2日に公開した。場所は、特設サイトや大塚製薬の公式YouTube、ファイブミニの公式TikTokアカウントおよび公式Instagramアカウント。

写真 ショートドラマ カット

「センイおつけしますか?」では、上司や部下に頼られてランチタイムが遅くなってしまった人など、やむを得ず食生活が乱れがちな大人たちがオフィスコンビニ「ファイブミニッツ」に来店。来店した大人たちに、及川さん演じる“ミッチー店長”が、つい自分のことを後回しにしてしまったときは「食物センイ」が不足しがちと伝える。そして最後に「センイおつけしますか?」とファイブミニを手渡すというストーリーだ。

「#センイおつけしますか?」第1話  15秒。

以前にも、若手社会人をターゲットにした縦型ショートドラマの施策をTikTokで実施していた同社。その際、ドラマのようなコンテンツは、単に商品スペックを伝えるだけでなく生活者の気持ちにも寄り添いやすく、生活者の気持ちを明るく前向きにするのに適したコミュニケーションだと感じたという。

そこで今回は、ファイブミニのメインターゲットである30~40代の社会人に向けた縦型ショートドラマを制作。ファイブミニは便秘のときに飲むものという既存イメージから脱し、乱れがちな食生活をサポートする健康ドリンクというパーセプションに変化させながら、ターゲット層に手にとってもらうことを目指した。

パース イメージ 店舗・施設

物語の舞台であるオフィスコンビニ「ファイブミニッツ」が登場する巨大なボックス型サイネージ広告も、5月19日から25日まで新宿で展開した。

動画を視聴した人からは、ミッチー店長への好意的な反応が想定以上に得られた。多くの人に楽しんでもらいながら、ファイブミニに関心を持つきっかけをつくれていると、担当者は話す。

コンビニエンスストアを中心に、売れ行きは好調。SNSでは、「初めて飲んだ」という声のほか、「久しぶりに飲んだ」という声もあり、休眠層の再エントリーにも効果が見られた。

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