朝日新聞と特設サイトで公開
味の素は、絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケ氏が描き下ろしたオリジナルストーリー「うちゅうニュース」を8月20日に朝日新聞朝刊および特設サイトで公開した。8月31日の「野菜の日」に向けた取り組みであり、未就学児から小学生までを主な対象として、野菜への関心を高めることを目的としている。
朝日新聞朝刊に掲載した「うちゅうニュース」
「食育」において大切なのは「自分でやってみたい」という気持ちを引き出すことであるとの考えから、親子で一緒に楽しめる企画が実現した。紙面を折りたたむことで野菜を育てられる鉢植えキット「苗ポット」が完成する仕組みもあり、夏休みの自由研究としての需要も見込んでいる。
「うちゅうニュース」は、地球の「子どもの野菜嫌い」という問題を発見した宇宙人の視点で、親の思いと子どもの本音を描く。大人は「栄養があるから食べてほしい」と願い、子どもは「前に食べたときおいしくなかった」「育てるのは面白そう」「いつか好きになるかも」などと率直に語る。それぞれの声を聞いた宇宙人は「どちらにも理由がある」と結論づけ、「まずは野菜に興味を持つこと」を仲直りのきっかけとして提案。興味を持つ入口として開発された「苗ポット」での栽培体験を読者に促す内容となっている。
