トヨタやドコモなどが推進するアリーナ事業 観戦体験と企業プロモーションの場に

次世代サービスや商品の実証の場としても活用

大規模アリーナ施設の開業が相次いでいる。プロバスケットボールBリーグ1部「アルバルク東京」の運営会社、トヨタアルバルク東京が10月3日にお台場エリアで「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」をオープンするほか、NTTドコモも複数のスタジアムやアリーナ運営に携わっている。自社の最新サービスや技術との連携を推進しており、次世代モビリティや通信設備などの実証の場としても活用。スポーツや音楽イベント施設にとどまらない役割が期待されている。

イメージ 「TOYOTA ARENA TOKYO」のバスケットボールコート

「TOYOTA ARENA TOKYO」のバスケットボールコート

10月3日にお台場エリア「江東区・青海」で開業する「トヨタアリーナ東京」はトヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京の3社が協働で推進する「TOKYO A-ARENA PROJECT」の一環で建設された。敷地面積は約2万6446平方メートル、延床面積は約3万8039平方メートル。収容客数は、スポーツ(バスケットボール)が約1万人、コンサートが約8000人規模にのぼる。

渋谷、新宿、池袋の主要駅から直通30分以内でアクセスでき、羽田空港からも乗り換え1回で最寄りの青海駅や東京テレポート駅に到着できる利便性も特徴だ。

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