Z世代に証明写真が人気 kemioコラボ後の売上は前年比1.5倍に

本記事は月刊『販促会議』2025年9月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。
 
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大日本印刷とDNPフォトイメージングジャパンは6月1日、Z世代を中心に大きな支持を集めるタレント・ファッションモデルのkemioと1年間の契約を締結。証明写真機「Ki-Re-i」のアンバサダーとして起用した。

イメージ kemioさんの写真をラッピングした「Ki-Re-i」。

kemioさんの写真をラッピングした「Ki-Re-i」。

同日から、kemioさんの写真を全面にラッピングデザインした「Ki-Re-i」を都内3カ所に設置。そこで撮影・購入された証明写真は、kemioさんと「Ki-Re-i」のコラボロゴ入り台紙にプリントした。また、全国の「Ki-Re-i」では、kemioさんの写真入り証明写真風ブロマイドを販売。6~8月に第1弾のデザインを提供して以降、アンバサダーを務める1年間で3カ月ごとに異なるデザインを発売する。

「Ki-Re-i」は、これまでもさらなる事業拡大のために、従来の証明写真の用途にとらわれない新たな楽しみ方や発想を模索してきた。そうした中、以前から、証明写真を使って自分らしさの表現やグッズアイデアの発信を行っていたkemioさんを発見。kemioさんをアンバサダーに起用し、Z世代など若年層に、SNSなどで「Ki-Re-i」ブランドや証明写真の新たな楽しみ方を発信したいと考えた。

アンバサダー施策の開始直後から、SNSを中心にポジティブな反応が得られているという。kemioさんのラッピングを施した都内3カ所の「Ki-Re-i」では、設置開始後1カ月間の売上が、前年同月の1.5倍以上に伸長。また、「Ki-Re-i」のオリジナル筐体による撮影体験をSNSに投稿する人もおり、証明写真機で今の自分を残す楽しみを体感してもらえているとの手応えを感じていると担当者は話す。

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