キリンビール新ブランドは「ご褒美」ニーズ捉え第3の成長柱に 綾瀬の新CMも

キリンビールは10月7日、新ビールブランド「キリングッドエール」を全国発売する。「一番搾り」「晴れ風」に続く第3の柱として位置づけ、「軽やかで華やかな飲み心地」を訴求するもの。9月22日には、女優・綾瀬はるか出演の新CMを全国で放映するほか、映画監督・是枝裕和氏が監修した「新ブランドアクション」に関する綾瀬の密着映像を、動画配信サービスPrime Videoなどで配信する。

「キリングッドエール」キービジュアル

日常のご褒美ニーズを訴求

「キリングッドエール」は、「フルーティな香り」と「すっきりした後味」の両立を目指したビール。果実のような香りを生む酵母と、香り成分の抽出加工がされたホップ(Cryo Hop)を組み合わせ、香りを強く引き出して飲みごたえを残した一方、雑味は抑えた。パッケージはオレンジを基調に聖獣麒麟を大きく配置し、明るさと上質さを訴求した。

「キリングッドエール」は350mlと500mlの2種を展開

新ブランドは、「一番搾り」「晴れ風」に次ぐ第3柱のひとつ。物価上昇でも日常のご褒美として「上質なビールを選ぶ」傾向が広がっていることから「前例に捉われず素材や製法をいちから検討し、満足感のある味わいの新ブランド発売に至った」という。

「一番搾り」は「糖質ゼロ」商品が2020年の発売から累計7億本を超え、「晴れ風」も2024年4月の発売から3カ月で1億本、初年度2億本を突破するなど好調が続く。

350mlで0.5円、500mlで0.8円を地域支援に

新CMは、綾瀬が新ブランドについて「飲んだ人が今日も笑顔でいるのを想像すると、楽しみ」とコメント。「この太陽みたいなビールと一緒に日本と明るくしたい」という綾瀬の言葉に「10月7日。まったく新しいキリンビールはじまる。」のナレーションが重なる。

キリングッドエール「綾瀬さんの想い」篇(30秒)

発売と同時にブランドアクション「グッドエールJAPAN」を始動。購入ごとに寄付が発生し、350ml缶は0.5円、500ml缶は0.8円が計上される。缶の二次元コードを読み込むと寄付用の独自ポイント「エールコイン」が付与され、寄付先の自治体を選べる。SNSでの参加証明の共有や応援メッセージ投稿も可能で、対象は全国47自治体。寄付金は地域コミュニティを支援する活動に充てられる。

記録映像『幸せのエール』は「ブランドアクション」を広げる目的で制作された。同アクションの一環で、綾瀬が地元・広島の「ほしぞら映画祭」の準備から参加する様子を追い、約18分にまとめた。監修は映画『万引き家族』の監督などを務めた是枝裕和氏、監督は比嘉さくらが務めている。

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