あなたのブランドに「意思力」はありますか? 過度な顧客中心主義を乗り越える、共創の未来

顧客中心の経営が重視されるようになって久しいですが、一方でブランドをつくるには、顧客に寄り添うだけでなく、企業側の意思も必要になります。単なる商品・サービスの機能訴求を超えて、自分たちが実現したい社会の姿を発信し、その実現のためにイニシアティブをもって生活者をも巻き込んでいく…。そんな新しいマーケティング、ブランディングの実践論が必要とされているのではないでしょうか。

株式会社宣伝会議では11月26日(水)、「宣伝会議サミット」を開催します。大テーマは「ブランドがイニシアティブをとる共創の未来」。マーケティングの仕事に携わる方たちが、今日的なテーマをもとに議論をし、まだ世に出ていない、マーケティングやブランディングのあるべき姿を提示いただく場です。

マーケティング、マーケティング・コミュニケーション、ブランディングやそれを支えるクリエイティブ、デザインの仕事に携わるトップランナーが登壇。最新の事例、手法の解説にとどまらず、「なぜ、その戦略・施策に至ったのか?」の思考プロセスもモデレーターがライブ形式で、引き出していきます。

■「宣伝会議サミット」2025
日時:2025年11月26日(水)10時30分~
場所:浜松町コンベンションホール(東京都港区浜松町二丁目3番1号 日本生命浜松町クレアタワー 6F)

恩藏直人教授と考える34年ぶりに刷新「マーケティングの定義」

日本マーケティング協会は、2024年に34年ぶりに「マーケティングの定義」を刷新し、業界内でも注目を集めました。本セッションでは、日本マーケティング協会の理事長として「マーケティングの定義」のプロジェクトを牽引してきた恩藏直人教授が登壇。マーケティングやコミュニケーションの実務を担う方たちが、あえて今、自分たちがかかわるマーケティングや広告という言葉の定義を知り、考えることの意味を、導き出していきます。

「ブランド関係人口」を増やす取り組み はブランド価値・企業価値にどう影響を与えるか?

NECでは近年、ブランド価値の可視化ならびに、そのブランド価値が企業価値にどれだけ貢献しているのか、を可視化する取り組みを進めています。一方の積水ハウスでは、「『わが家』を世界一幸せな場所にする」をグローバルビジョンに掲げ、子育てを支援する家づくりや男性育休の啓発など、子どもや子育てに関わる課題の解決に取り組み、幸せに関する研究も行っています。最近では、今年8月に子どもたちが“住まい”“自然”と出会い、未来世代との共感を育むブランド体験型施設の「JUNOPARK」を開設しました。

本セッションでは、2社の主にコーポレートブランディングに対する戦略と実践をベースに対談を実施。2社は共に、ステークホルダー予備軍である若年層に対するブランド・コミュニケーションに近年、力を入れていることから、中長期でないと投資効果が判断しづらい、そうしたコミュニケーションの投資をどのように戦略的に設計しているのか、などについて議論いただきます。

ブランドの存在理由を“見える化”する――認知を超えた意味づけのクリエイティブ

ブランド認知が単なる知名度向上にとどまらず、生活者の中で「どんな意味を持つ存在になるか」によって選択が決まる時代。広告・映像・コンテンツを横断して数々のブランドに生命を吹き込んできた髙崎卓馬氏だからこそ語れる、言葉・物語・世界観を起点にした“意味づけの設計法”について、マーケター・宣伝部の実務に直結する視点でお話しいただきます。

■「宣伝会議サミット」2025
日時:2025年11月26日(水)10時30分~
場所:浜松町コンベンションホール(東京都港区浜松町二丁目3番1号 日本生命浜松町クレアタワー 6F)

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