全文は月刊『販促会議』2026年1月号で!
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連日の猛暑や、会場内の飲食物の高価格設定が話題となった大阪・関西万博。そんな来場者の快適性を左右する課題を支えたのがコンビニエンスストアの存在だ。今回、月刊『販促会議』2026年1月号では「熱狂が生んだEXPO消費 アフター万博」と題して特集企画を実施。大阪・関西万博の会場内に出店したセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンの3社に取材した。“未来志向”と来場者ニーズに応える“次世代型コンビニ”を展開した各社は、いずれも会期中に「日本一」の記録を打ち立てている。コンビニ3社が達成した偉業とは何だったのか。
目次
〇セブン・ファミマ・ローソン……3社が目指した“未来”とは
➤セブン‐イレブン:未来技術と実店舗運営の「実証実験」
➤ファミリーマート:巨大サイネージも キーワードは「体験×SDGs」
➤ローソン:ブランドの物語を込めたコンビニとカフェの2業態
〇万博で“最も”売れたのは? 各社の“象徴商品”が存在感を発揮
➤セブン‐イレブン:おにぎり全国1位、抹茶スムージーが全国展開に
➤ファミリーマート:「ファミチキ」23万個超販売、全国の最高記録を更新
➤ローソン:からあげクン36万食超、ブルーソフトがSNSで拡散
セブン・ファミマ・ローソン……3社が目指した“未来”とは
■セブン‐イレブン:未来技術と実店舗運営の「実証実験」
セブン‐イレブン・ジャパンは“未来型店舗”をテーマに、西ゲートマーケットプレイス内の「西ゲート店」と、ウォータープラザマーケットプレイス西付近の「ウォータープラザ店」の2店舗を出店。いずれも来場者の主動線上に位置し、期間中の累計来店者数は164万人に達した。
セブン‐イレブンが大阪・関西万博に出展した店内の様子。
同社は水素発電やアバター接客、発券式カウンターなどの新技術を店舗オペレーションに組み込み、“どの技術が実用化できるのか”を検証する場として万博を活用。水素発電や環境配慮型商品の展開、省人化オペレーションなど、実践から得られた知見は、今後の通常店舗の戦略に生かしていくという。

