象印マホービンのクラフトビール「ゾウのマイ」発売 ごはんのアップサイクル目指す

本記事は月刊『販促会議』4月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。本連載の他記事は、月刊『販促会議』2026年4月号、もしくは「販促会議デジタルマガジン」にてお読みいただけます。

象印マホービンは、持続可能な社会に向けたサーキュラエコノミー(循環型経済)の実現を目指し、同社が炊飯ジャーを開発する際に炊飯試験で炊いたごはんを原料にしたクラフトビール「ゾウのマイ」を商品化。3月10日から、同社グループの販売会社である象印フレスコが販売を開始する。

写真 商品・製品 クラフトビール「ゾウのマイ」

クラフトビール「ゾウのマイ」。「ゾウのマイ」という名称によって、“象が舞い(米)上がってしまうほど”のビールのおいしさや、お米由来のビールであることを表現した。

象印マホービンの主力商品の一つである炊飯ジャーの商品開発過程では、ごはんのおいしさを追求するために、炊飯と試食を繰り返し行う。その際に、どうしても食べきれないごはんが生まれてしまうため、そのごはんを外部業者に委託して堆肥化していた。

しかし、そのごはんが“もったいない”と社内課題になっていたことから、それを原料として商品に生まれ変わらせ、新たな価値を生み出す「ごはんのアップサイクル」活動をスタート。これまでにウェットティッシュやクラフトビール、米麹グラノーラ開発にも取り組んでおり、クラフトビールは今回が第2弾の取り組みとなる。

「ゾウのマイ」の製造工程のイメージ

「ゾウのマイ」の製造工程のイメージ。製造は、「全国第一号クラフトビール(地ビール)」の醸造所として知られるエチゴビールが担当。エチゴビールでは通常、ビールに米を使用する場合は米粉を使用するが、今回はごはんそのものを使用するため、試行錯誤したという。

今回商品化した「ゾウのマイ」は、ホップ特有の柑橘系の香りを活かしつつ、苦味を抑えたすっきりとした味わいを追求。和食や家庭料理といった普段の食事の味わいを邪魔しない仕上がりで、日々の食卓に新たな楽しさを添えることを目指した。

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