「数秒の試合に生活のほぼ全ての時間を費やす選手たち。彼らの若いながらも自律した精神には、修行僧のような高潔さを感じました。今回は見た目や鍛え上げた身体ではなく、彼らの高潔な精神性を主題としながら、一瞬で勝負が決まってしまう残酷さの双方を表現することを目指しました。撮影では瞬間瞬間で移り変わる勝負の明暗を印象的に捉えるよう心がけ、レイアウトでは余白を大きく設けて精神世界のような静けさを表現しています。黒と白の円のみで構成される画面は、日本の伝統やミニマルな精神性、ある種の相撲のモダンさを表現できないかと考えトライしてみました」(アートディレクター 河野智氏)
