駐日ジョージア大使が“お詫び” 松屋「シュクメルリ」復活で「大使館で食べられる?」と問い合わせ

松屋フーズは6月16日から、外食チェーン「松屋」でジョージアの郷土料理「シュクメルリ」を販売する。創業60周年を記念した商品で、日本国内だけでなく、世界の松屋で同時発売する。正式発表に先立ち、Xではティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使と松屋公式アカウントのやりとりが注目を集めた。

レジャバ駐日ジョージア大使は6月8日、「『内閣広報官(色々投稿試し中)』の中の人に極秘情報を打ち明ける際の様子です」として、ジョージア大使館に松屋のシュクメルリに関するポスターが掲出されている様子を投稿した。

翌9日には、同大使が「お詫び」と題して投稿。大使館にポスターを貼ったところ、通行人から「シュクメルリ定食が大使館で食べられるのか」と問い合わせがあったと明かした。

大使館では「シュクメルリ定食」および「シュクメルリかつ定食」を提供していないと説明し、誤解を招いたことを謝罪。「シュクメルリは6月16日から松屋でお求め頂きますようよろしくお願いします」と呼びかけた。

この投稿を引用する形で、松屋公式アカウントも6月9日、「ジョージア大使館にシュクメルリのポスターが!?」と反応。「見に行くしかない」とし、松屋創業60周年記念の「シュクメルリ祭」について、正式発表を待つよう呼びかけていた。

一連のやりとりはXで大きな反響を呼んだ。駐日ジョージア大使の投稿には1日で480件以上のコメントが寄せられ、「まさか大使が松屋で作るんですか!」「なんというマーケティング」といった声のほか、「おかげでシュクメルリ食べたくなりましたので松屋に行ってきます」といった反応も見られた。

「シュクメルリ」は、鶏肉をにんにく入りのクリームソースで煮込んだジョージアの郷土料理。松屋では、にんにくを効かせた特製ホワイトソースを使い、ご飯との相性を追求したメニューとして展開する。「世界一にんにくを美味しく食べる料理」として打ち出している。

同商品は2020年に発売され、松屋の「世界のグルメシリーズ」の原点となったメニューでもある。本場の具材感を生かしながら、にんにく香るホワイトソースで定食として食べやすい味わいに仕上げた。

松屋フーズは、60年間にわたり地域の利用者に支えられてきたことへの感謝を込めて、今回の復刻販売を決めた。「おなかいっぱいになって満足していただきたい」という考えのもと、牛めしだけでなく、定食メニューや世界各国の料理を取り入れた商品展開を広げてきた。

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