「統合報告書」は過去を記録する‟静的な冊子”から未来をつくる‟動的なメディア”へ〜『さよなら 統合報告書』によせて(朝岡崇史)

この構想は、IRや広報の実務者にとって重要な問いを突きつける。これから求められるのは、情報を正しく、きれいに、抜け漏れなくまとめる能力だけではない。経営者の意思や企業固有の価値観を理解し、それを日々の出来事と結びつけ、「なぜこの会社はこの事業をしているのか」「その営みが社会にどんな変化を生み出しているのか」を未来志向で継続的に語り切る力である。本書が「インパクト評価」を重視するのも、単なる業績や活動実績ではなく、企業活動の先に生じる社会・環境・経済の変化こそ企業の価値創造の証拠だからだ。

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宣伝会議のこの本、どんな本?
宣伝会議 書籍編集部

宣伝会議書籍編集部では、広告・マーケティング・クリエイティブ分野に特化した専門書籍の企画・編集を担当。業界の第一線で活躍する実務家や研究者と連携し、実践的かつ最先端の知見を読者に届けています。

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