noteは、全クリエイターを対象に2026年5月27日に提供開始した自動翻訳の利用状況などをまとめた。提供開始から2カ月で英語に翻訳された記事は225の国・地域で読まれ、アクセスが最も多かったのはアメリカだった。また、生成AIやビジネスなどの記事に加え、日本ならではの記事も注目を集めており、日本発信の記事が広く世界で読まれている実態が明らかになった。
翻訳記事のPVを国ごとに見ると、最も多く読まれたのはアメリカからで、シンガポール、イギリス、カナダ、ブラジル、インドと続いた。翻訳言語が英語であるため英語圏の国・地域が上位に並んだが、10位以内にはブラジル、ポーランド、ドイツ、韓国などの非英語圏の国も入っている。国ごとに読まれたカテゴリは異なり、上位10カ国のうち9カ国で「IT」が1位だった一方、ブラジルではゲームが1位だった。2位以下を見るとビジネス、ゲーム、旅行など、国ごとに異なる傾向も見えた。
アクセスの多かった国・地域ごとの読まれたカテゴリ一覧
また、カテゴリ別では、1位が「IT(生成AI・開発ツール系)」、2位がビジネス、3位がゲームだった。世界共通の話題に限らず、日本独自のビジネスや文化、趣味の記事まで内容は様々で、西武ライオンズの公式noteが投稿した、ベルーナドームの座席からの見え方を紹介した記事も読まれたという。「『老後資金4000万円必要』に対する誤解」といった日本ならではの経済の話や、永谷園の「『お茶づけ海苔』誕生秘話」なども人気に。ゲームの攻略や生成AIを使ってみた体験談などの実践的な内容から、海外の現地で買える食品の食べ比べや税制改正の解説など、幅広い内容が海外でも読まれている。
こうした好評を受け、また、韓国からのアクセスも多かったことから、noteは8月26日から韓国語への翻訳も順次開始している。すでに英語でも読まれているが、韓国語に対応することで、日本語で書かれた記事をより多くの読者へ届けられる環境を整えていくという。
同社は「クリエイターがいつもどおり日本語で創作しながら、言語や国・地域を越えて作品を届けられる環境をつくり、今後も対応言語や対象コンテンツの拡大を検討していく」としている。

