TBWA\HAKUHODOアートディレクターの横田恵莉奈(左)です。
世界最大級の広告祭「カンヌライオンズ」。この中で行われる30歳以下のコンペ「ヤングライオンズ(通称ヤングカンヌ)」のメディア部門に、日本代表としてペアの上杉莉子(右)と参加してきました。
結果は……BRONZE!! 日本予選を勝ち抜き、世界3位になるまでの道のりを、赤裸々に振り返ります。ぜひ最後まで読んでください!
ビジュアル発想で勝ち取った日本代表
国内予選で提出した「BARRIER-FREE CHECKERS」。
ヤングカンヌは、今年で4回目のチャレンジ。過去3回は、デザイン部門で3年連続ブロンズ止まり、なかなか日本代表になれず。そろそろゴールドを獲ってカンヌに行きたい!でもまたブロンズ止まりかも……(笑)。なんてことを思いながら、莉子ちゃんとエントリーしました。
日本予選の課題は「障害の有無にかかわらず、インクルーシブな職場環境を実現するアイデア」というものでした。
過去の課題と比べても、そこまで難しいお題ではない。でも障害者と一言で言っても、身体的なもの、知的なもの、精神的なものと様々で、程度の差も一人ひとり異なります。ここをどう絞るかと、職場環境のどこにアプローチするかが鍵でした。
こういう広い課題のときは、自分たちで課題をさらに設定する必要があるパターン。4回目ということもあり、冷静に読み解いていきました。
私たちは、だいたい1回目の企画出し打ち合わせで、良さそうなアイデアが浮かぶタイプ。しかし、今回はなかなかピンとくるアイデアが出ませんでした。
締め切りである日曜の提出が迫っていた金曜夜の打ち合わせ。突然頭に、パッとビジュアルが浮かんできました。
それは街中に巨大なキャラクターがいるビジュアル。これはなんだろう……でもなにかいい気がする……。いつも感覚的に浮かんだイメージを、言語化しながら具体的にしていきます。
そういえば、ゆるキャラやご当地キャラの着ぐるみが、ドアや改札に挟まっている画像がSNSでちょいちょいバズっている。その姿がシュールでかわいくて思わず笑ってしまう。

