愛が深すぎる!「亀田の柿の種」が60周年に新キャラ&社員あるある3コマ漫画を始動した理由

亀田製菓は、2026年に発売60周年を迎えたロングセラーブランド「亀田の柿の種」のパッケージデザインをリニューアルした。今回の刷新では、公式ブランドキャラクター「たねっちピーなっち」のデザインを一新したほか、主力商品である『180g 亀田の柿の種 6袋詰』の個包装裏面に新たな日常ストーリーを描く3コマ漫画を導入した。

1966年の発売以来、お酒のつまみとしてはもちろん、仕事や勉強の合間など幅広いシーンで日常に寄り添ってきた同商品。60年という大きな節目を迎えるにあたり、同社はこれまでの愛顧への感謝とともに、これから先の10年、20年にわたってもユーザーにとって最も身近な存在であり続けたいという想いから、ブランド全体でより親しみやすい世界観の構築を目指すこととなった。

©KAMEDA/形は曲がっているけれど心は素直でまっすぐな【たねっち】は、ピーなっちのことをピーと呼んでいる。【ピーなっち】はちょっぴり固めのしっかり者。やりたいことは無邪気に押し通す。

毎日1袋食べるヘビーユーザーのクリエイターを起用

今回のリニューアルにおける大きな目玉のひとつが、ブランド公式キャラクター「たねっちピーなっち」のデザイン変更だ。新デザインを手掛けたのは、アートディレクター/イラストレーターの古谷萌氏。古谷氏自身が「毎日1袋柿の種を食べている」というほどのヘビーユーザーであり、ブランドへの並々ならぬ愛着を持つクリエイターとしての温かい視点が、デザインにも反映されている。

よりシンプルで愛着の湧く姿へ生まれ変わったキャラクターは、大袋パッケージ上で本物の柿の種やピーナッツとほぼ同等のサイズ感で描かれており、商品そのものとキャラクターが自然に寄り添うようなパッケージが完成した。

「180g 亀田の柿の種 6袋詰」の新パッケージ。

古谷氏からの直筆メッセージ。

従業員から集めた「リアルな日常あるある」をコンテンツ化

さらに、『180g 亀田の柿の種 6袋詰』の個包装裏面のコンテンツを刷新し、全50話に及ぶ「3コマ漫画」の連載を開始した。

ストーリーのベースとなっているのは、亀田製菓の従業員から直接集められた日常の「あるある話」だ。キャラクターたちの仲良しな日常エピソードだけでなく、思わず誰かに話したくなるような商品の豆知識も盛り込まれている。

亀田の柿の種 個包装デザイン(全50種から抜粋)。

愛着軸のコミュニケーションで「次の10年、20年」へ

亀田製菓は近年、自社ブランドを単なる商品の枠組みにとどめず、生活者の日常や動線全体に寄り添う「コトブランド」や「社会のコンテンツ」へと昇華させる戦略を加速させてきた。

同社は中期経営計画において、お米の可能性を引き出し新たな価値を創造する“ライス・イノベーション・カンパニー”を目指す姿として掲げており、米菓の喫食機会が少ない若年層やファミリー層へ向けた新たな体験価値の提示に力を注いでいる。今回の「亀田の柿の種」における愛着軸のキャラクター刷新も、おつまみ需要にとどまらない新たな喫食シーンを開拓し、ブランドを次世代へつなぐ試みと言えるだろう。

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