虎ノ門広告祭「掲出-1グランプリ」受賞作決定 最高賞は「祭」を生かしたタイポグラフィ広告

虎ノ門広告祭2026の一プログラムとして実施された、若手クリエイターを対象とした15秒サイネージ広告のアワード「掲出-1グランプリ」の受賞作発表が、イベント6日目の10月14日に行われた。「虎ノ門広告祭の広告」をテーマに同イベントや広告の面白さを伝えるアイデアが競われた。審査員による厳正な審査の結果、最高賞のゴールドタイガーにはタイポグラフィとアニメーションで “祭り” の楽しさを表現した作品が選ばれた。

「広告は面白い」を伝える15秒サイネージの戦い

本グランプリは、虎ノ門ヒルズに設置された15秒のサイネージ広告で表現するコンペティションである。セッションの冒頭、審査員として虎ノ門広告祭の発起人の菅野薫氏、森ビルでタウンマネジメント事業部の責任者を務める家田玲子氏、アートディレクター徳野佑樹氏(TOKU)、プランナー/キャラクター作家の市川晴華氏(CHOCOLATE)、CMディレクター/映画監督の岩崎裕介氏、クリエイティブディレクター尾上永晃氏(電通)が登壇した。

今回のテーマは「虎ノ門広告祭の広告」。虎ノ門広告祭の発起人である菅野氏は、自身が初めてクライアントという立場になると語り、「1枚でも多く売れてほしい。ここから1人でも新しい才能が見つかって、掲出-1グランプリがきっかけだった、あの人あれ出身らしいぞ、となれば報われる」と、本アワードから新たな才能が生まれることへの期待感を示した。

最高賞はタイポグラフィで祭りの楽しさを表現

ファイナリストとして選出された10作品の中から、4つの受賞作品が発表された。

ゴールドタイガーを受賞したのは、コピーライター髙橋慧氏(電通デジタル)、監督セトタカアキ氏、アートディレクター竹節駿也氏(Droga5 Tokyo)のチームによる作品。「はしゃいでくだ祭(さい)」「考えてくだ祭(さい)」「語ってくだ祭(さい)」「ぜひきてくだ祭(さい)」と語尾の「さい」を「祭」に置き換え、ユニークなタイポグラフィとアニメーションで表現。クライアントの立場であった菅野氏は、「(商品名=虎ノ門広告祭を触れない作品が多い中)ここまで明白に虎ノ門広告 “祭” を表現していただけると、安心してしまった」と、テーマへの誠実なアプローチを高く評価。岩崎氏も、最初に「はしゃいでくだ祭(さい)」の言葉を持ってきた構成の巧みさに言及し、作品の楽しさが審査員全員の心を掴んだ。

写真 虎ノ門広告祭2026の様子

また髙橋氏・セト氏・竹節氏のチームによる「ドキドキが止まらない」篇は、スペシャルタイガーもダブル受賞を果たした。虎ノ門広告祭の柄をした2つの土器が次々と駆け抜けることで、祭りの高揚感を「土器だけにドキドキ」という言葉遊びで表現した。審査員からは、見るたびに笑いを誘うバカバカしさと勢いが評価された。

写真 虎ノ門広告祭2026の様子

ゴールドタイガー・スペシャルタイガーの映像やそのほかの選出作品は以下の通り。
 

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