新幹線で一夜を明かす「夜行新幹線」 今度は東京→秋田・函館を運行 限定グッズ付きプラン発売

JR東日本は年末の12月27日に初めて、東京発、東北・函館方面行きの「夜行新幹線」を運行する。日をまたいで運行する新幹線はこれまでJR東海が東京―新大阪で2回運行し、チケットが2日で完売するなど好評だ。今回は夜に東京駅を出発して車内で一泊、翌朝に各地に到着するスケジュールで、現地での滞在時間を増やしたい利用者の需要を見込む。

JR東が初めて運行する夜行新幹線は、スペイン語で「夜明け」を意味する「アマネセル」と列車の名前「こまち」を組み合わせた「アマネセルこまち」。12月27日午後9時44分に東京駅を出発後、乗客を乗せながら午後9時50分に上野駅を、午後10時9分に大宮駅を出発する。同日午後11時57分~翌28日午前6時は一ノ関駅(岩手県一関市)に停車。停車中はホーム上の自動販売機や喫煙所を使える時間を設ける。

28日午前6時に一ノ関駅を出発した後は、盛岡、田沢湖などで乗客を降ろしながら、午前8時45分に秋田駅に到着する。同日朝に東京発の東京から秋田までの直通列車を利用した場合より、約100分早く到着できる。

写真 時刻表

「アマネセルこまち」の時刻表(AIで作成)

料金は東京―秋田の大人普通席で1人2万2000円(税込み)、小学生以下は1万5000円(同)。グリーン車は1人2万9000円(同)。団体専用の臨時列車との位置付けのため、旅行商品として設定しており、JR東系列の旅行会社のサイトで販売する。販売期間は11月5日~12月13日。秋田新幹線の車両をデザインした特別仕様のアメニティや、JR東のエキナカコンビニ「NewDays」の商品券も付く。

また、盛岡駅で新函館北斗駅行きの「はやて93号」に乗り換えが可能。例えば同日朝に東京からの直通列車を利用したときより、新函館北斗駅に2時間ほど早く到着できる。

写真 時刻表

東京を発ち、秋田方面に向かう場合と、盛岡で乗り換える場合の時刻表(AIで作成)

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