インクジェット用の特殊紙を探して冬のNYをさまよう

3人でどうにかしなくてはならない

先日アメリカを襲った大寒波は日本でもニュースになっていたかと思います。「あらゆるものが凍りついた!」みたいな写真もバズになっていました。

ニューヨークも、摂氏マイナス16度くらいまで気温が落ち、ちょっと外に出るだけでも風が刺すように痛い日々が続きました。

たぶん今年は格別に寒いのですが、ニューヨークは寒いのです。緯度で言うと八戸あたりなので、当然寒い。

12月のある日、私はその寒い夜のニューヨークの街を絶望的な気分でさまよっていました。なぜかというと、「インクジェット用の特殊紙が全然見つからない」からです。

PARTY NYCは、始まったばかりの会社ですし、今増やそうとはしていますが主要メンバーは3名です。東京のPARTYと同じく、ときとして広告代理店的な役割を担うこともあれば、制作会社的に実際にものをつくることもあります。

たとえば、今のところ専任のデザイナーがいないので、企画書をつくるときは、3人で手分けして絵をつくります。私も昔はエディトリアルのデザイン等をやっていましたし、3人とも絵づくりの経験は結構あるので、根性でどうにかしています。他にやらなきゃいけないこともたくさんあるので、デザイナーは探し中なのですが。

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清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)
清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)

東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。クリエイティブ・ディレクター、チーフ・テクノロジー・オフィサーとして、インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にした様々なクリエイティブに関わっている。2013年9月よりPARTY NYCに赴任。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。

清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)

東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。クリエイティブ・ディレクター、チーフ・テクノロジー・オフィサーとして、インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にした様々なクリエイティブに関わっている。2013年9月よりPARTY NYCに赴任。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。

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