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2015年「アドタイ」で最も読まれた記事は、電通 若手コピーライターの制作の舞台裏

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2015年に最も読まれたアドタイの記事は・・・?2015年1月1日~12月16日までに掲載された記事のPVを元に、編集部がベスト30をランキング。アドパーソンたちが注目した広告界のニュースから、2015年を振り返ります。
※コラム、タイアップ広告記事は除く

2015年を彩った広告界のニュース

2015年に「アドタイ」で最も読まれた記事は「ポスターでエールを交換、話題の早慶戦ポスターはこうして生まれた」。これは、5月に行われた東京六大学野球の一試合、“華の慶早(早慶)戦”前に掲出されたポスターの制作の舞台裏に迫ったもの。制作に至るストーリーが共感を呼び、SNSで拡散された。

2位には、五輪エンブレムの話題がランクイン。広告界にとどまらず、広く世間をも騒がせた話題であり、30位までを見ると関連する記事が5件入っている。3位には、3月に電通の特命顧問を退任した白土謙二氏の最終講演のダイジェスト記事。38年間の電通生活を振り返り、“電通人”として若手に向けて送ったメッセージが多くの反響を呼んだ。

4位以下の記事でも、広告界に身をおく人であればどこかで見かけた話題が多いはず。広告主の取り組みに関する記事では、斬新な鬼を描いた大塚製薬「スマート節分」(5位)やTCC賞グランプリを獲得したペプシネックス ゼロ「桃太郎 Episode.ZERO」(8位)、CMの好感度ランキングでついにソフトバンクの牙城を崩したauの“三太郎”シリーズ(11、30位)、ネコ動画に新たな機軸を生んだアキタ「きよら グルメ仕立て」シリーズ(14位)、ACCでグランプリに輝いた東海テレビ放送の公共キャンペーン「戦争を、考えつづける。」(20位)、女優の小松奈菜さんを起用して話題になったLINE MUSICの「聴く」「シェア」篇(24位)といったCMに関する話題が多かった。

広告会社に関する記事としては、より広い分野から人材を確保しようと、従来型の新卒一括採用を撤廃して既卒もエントリーできるようにした「アサツー ディ・ケイ新卒一括採用を撤廃」(16位)、顧客ニーズに迅速に対応するために3交代制でスタッフを24時間常駐させるとした「博報堂プロダクツ、札幌に制作子会社設立3交代制で24時間体制を構築」など、新たな動きを伝える記事が読まれた。

31位以下の目立った記事としては、「内田篤人×コップのフチ子=『フチ田篤人』 チョコレート菓子『Bitte』のキャンペーンがネットで話題化」(31位)、「『SHISEIDO』広告表現を一新 担当はフランス出身の女性CD」(34位)、「広告会社の垣根を越えて難病ALSの認知向上のためのCMを制作」(39位)などがあった。



12月29日に発売される『宣伝会議』2016年2月号の特集は、「読めばアイデアが湧く!メディア・テクノロジー・クリエイティブ 注目トレンド 2016」、「次なるヒットのヒントを掴む 2015 年の広告界を総決算」。2015年に話題になった広告界のニュース、トレンドを読み解きながら、2016年の広告界を大予測します。ぜひ年末年始のタイミングでご一読いただければと思います。