【執筆者】
アドフェスト ヤング・ロータス日本代表 安慶田隼/野田紗代
本レポートは、アドフェスト2017ヤング・ロータス日本代表の2名が決勝プレゼンに臨み、アジアの若手クリエイターと勝負した体験記です。10年ぶりに日本代表が勝ち取ったヤング・ロータスの裏側をご覧ください。
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アジアの同世代と競い合うヤング・ロータス
まさかこんなにつらいものだとは思いませんでした。
ヤング・ロータスはアドフェストのヤング部門。28歳以下の2人1組でエントリーします。アジア各国から代表が選ばれ、今年は15カ国からライバルが集いました。
ヤング・ロータスは、セミナーと課題の2パートに分かれていて、前半のセミナーでは、今回の主催者であるCheilのCDが若手クリエイターに役立つお話をしてくれました。
そんなセミナーも真剣勝負。どのチームも英語は当たり前のようにペラペラ。意見を積極的に発表します。僕たちも負けじと気の利いたことを言おうとしてみたり、仲の良さを必死にアピールしてみたり。根暗な2人にはつらかったです。
1年前から感じていた嫉妬が企画に
そして課題発表。
どうしたらアドフェストが若者にとって絶対に行きたい!と思える広告祭になるか?
どうやってカンヌなどと差別化するか?
というテーマで、digital platformを作れというお題です。