【前回の記事】「販促コンペ・企業のオリエン紹介「まちエネにスイッチしたくなる、ピカッと光るアイデアを募集」」はこちら
第9回販促コンペ・協賛企業オリエン抜粋篇
第四弾は、ブラザー工業。テーマはラベルライター「P-touch」です。欧米や中国ではトップクラスのシェアを誇りますが、日本市場では…。認知度を高め、もっと仕事や店舗で使ってもらえるようなアイデアを募集しています(第9回販促コンペの特設サイトはこちら)
[トピックス一覧]
ブラザー工業について 事業と製品
ラベルライター「ピータッチ(P-touch)」の製品デザインを担当する岩井信之と申します。入社以来、モノをつくることに携わってきました。しかし、モノをつくるだけでは不十分です。商品の魅力をしっかりお客さまに伝えていかなければ売れないと考えました。
これまでの取り組みを振り返ってみると、「まだまだやれることがある」、そのように感じ、「第9回販促コンペ」に参加したという経緯です。
当社、ブラザー工業には、大きく5つの事業があります。そのうち6割強を占めるのがP&S事業で、プリンティング(P)とソリューション(S)になります。
P&S事業では、いわゆるプリンター、カラーレーザー複合機やインクジェットプリンターから、今回のオリエンテーションの主眼製品である、ラベルライターも含みます。
ほかに、当社の原点であるミシンを扱うP&H事業や、工作機械などのマシナリー事業、通信カラオケ「JOY SOUND」を扱うネットワーク・アンド・コンテンツ事業、最後に産業分野のドミノ事業があります。
ブラザー工業のラベルライターについて
さて、ラベルライターについて、ご説明したいと思います。一般的なラベルライターは、キーボードと液晶画面を備え、印字するベースとなる粘着テープと、インクリボンによる熱転写の仕組みで構成されます。粘着テープの色や素材もさまざまあり、つや消しのものやリボンにも印刷できます。インクの色も同様に種類があります。
当社のラベルライターは「P-touch」というブランド名で展開しています。家庭用から仕事用までラインナップしています。
「P-touch」は世界中で販売していまして、アメリカやヨーロッパ、中国では大きくシェアを取っています。具体的な数字は明かせませんが、市場をリードするポジションにいます。
ところが国内では、競合他社の2社に非常に大きな差をつけられているのが現状です。とくに、仕事用として、オフィスや店鋪でのシェアについては厳しい状況です。
そこで我々としては、ともかくまず「P-touch」を世間一般のみなさんに知っていただきたい。そして、オフィスや店舗で購入し、使っていただきたいというのが、今回の課題協賛のねらいになります。
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