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都電の思い出をつづった「思い出ガタゴト 東京都電diary」に新聞広告大賞

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日本新聞協会が主催する第37回新聞広告賞の受賞作品が7日発表され、広告主部門から選ばれる新聞広告大賞には、都電にまつわるエピソードを読者から募集し紹介した「思い出ガタゴト 東京都電diary」(東京都交通局)が選ばれた。

かつては街中の路面を数多く走っていた都電の思い出を後世に語り継ぐため、読者からエピソードを募集し、取材を経て2016年5月から2017年3月にかけて掲載した50編の広告。情報収集力、取材力、記録性といった新聞の媒体特性を十分に生かした内容は、都電の歴史をつづる貴重な資料ともなっており、読者がつくった新聞広告という点も画期的であるとして評価された。

広告主部門はこのほか11月11日が「ポッキーの日」とともに「プリッツの日」でもあることを伝えた江崎グリコの広告など5作品が「新聞広告賞」に、10作品が「優秀賞」に選ばれた。

新聞社企画部門では、3月11日を「大切な人を想う日」にしようと呼び掛けるメッセージ広告を掲載した岩手日報社の「最後だとわかっていたなら」など5作品が「新聞広告賞」、それらに準ずる5作品が「奨励賞」を受賞した。

応募数は、広告主部門が299件、新聞社企画部門が66件の計365件。贈賞は10月20日に都内で開かれる「新聞広告の日」記念式典で行われる。

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