米スマホユーザーの60%以上の位置情報を取得!急成長中のデジタル広告会社に注目

取材対象

Ground Truth
コミュニケーションVP Kimberly Konstant氏

 

2017年6月、xAdからGround Truthに社名変更した。

米調査会社ニールセンの調査によると、2016年9月末時点で全米の携帯電話契約者数に占めるスマートフォン普及率は88%で、2016年9月の86%から2ポイント上昇した。

Ground Truthは、モバイルアプリを通じてユーザーの位置情報を取得、ジオターゲティングに基づいてデジタル広告の配信および効果測定を行っている。2017年6月に旧社名のxAdから、現在の社名に変わった。

米国内のスマートフォンユーザーのおよそ3分の2のデータを取得しているという同社に、ロケーションベースマーケティングの今と、今後の可能性を聞いた。

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位置情報を活用したモバイル広告、米国で急成長中

低関与商品に関して言うと、ユーザーのおよそ6割が、検討開始から24時間以内に購入を完了するという。初回検討時の検索行動で、最も多く使われるデバイスはモバイルだ(インテージ「検索行動構造調査」2016年4月)。また、人々が1日にスマートフォンをチェックする回数は150回にのぼるという調査結果もあり(Kleiner Perkins Caufield & Byers「2013 Internet Trends」2013年5月)、人が何かを購入したいと思った瞬間(モーメント)をとらえる上で、モバイルデバイスは欠かすことができない。

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