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ADFEST 2018 現地レポート — 「アワード脳のススメ」 前編

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渡辺コウキ
TOMO / 東急エージェンシー
クリエイティブディレクター
統合プランナー

受賞歴:2016年 THE ONE SHOW, 2016年 D&AD Award, 2017年 ACC賞, 2018年ADFEST
審査員歴:2017年 ADFEST Design Lotus / Print craft Lotus


はじめまして。私は東急エージェンシーでTOMOというクリエイティブブティックの代表をしている渡辺コウキと申します。

今回、3月21日~24日(現地時間)に開催された「ADFEST 2018(以下、アドフェスト)」に出品者として参加をしてきました。このレポートでは、アドフェストで学んだ自分なりの気付きをまとめてみました。アワードを目指している方も、アワードなんて仕事に関係ないと思っている方も、ぜひご一読いただければと思います。


去年の私と、今年の私。
ビフォアと、アフター。

2017年の春、私はアドフェストのデザインカテゴリーとプリントクラフトカテゴリーで審査員をさせてもらいました。両部門の内容を書くと長くなってしまうので、今回はデザインカテゴリーについてお話しします。

それまで私は、アワードに対する知識が深くはなく、過去いくつか受賞した経験はありながらも、正直どんなものがエントリーされているのか、どのくらいの数の作品が出品されているのか、そして何よりどういう作品が賞を勝ち取るのかなど、あまり理解をせずに取り組んでいました。
そんな中、審査で知り合った海外のJURY(審査員)達から学んだ視点や、実際に審査経験を通していろいろな気付きがありました。
そして2018年のアドフェストでは、こんな私がデザインカテゴリーでシルバーを受賞するところまでたどり着くことができたのです。

次ページ 「アドフェストの審査風景」へ続く