全日本シーエム放送連盟(略称:ACC)は、「2018 58th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の各部門の総務大臣賞/ACCグランプリ、および各賞を発表した。
(マーケティング・エフェクティブネス部門は9月4日に、クリエイティブイノベーション部門は9月14日に発表済み)
本年度は菅野薫審査員長のもと、従来のインタラクティブ部門をリニューアル。「ブランデッド・コミュニケーション部門」という新たな名称、新たな4カテゴリーを設けて審査を実施した初めての年となる。
また、若いCMプランナーを表彰する「フィルム部門小田桐昭賞」には、今西数英教室企業広告を制作した大石タケシ氏が受賞。
ラジオ部門で29歳以下のプランナーが制作した作品を表彰する「ラジオCM
部門 アンダー29」では、原学人、大庭万季、加藤千尋、吉田洋晃、原央海、高木浩平、早坂尚樹、茂庭竜太の八氏が受賞した。
各部門の総務大臣賞/ACCグランプリと、各部門の審査委員長の講評は下記の通り。
フィルム部門 Aカテゴリー(テレビCM)
UHA味覚糖/さけるグミ/さけるグミ「デート」篇、さけるグミ「動物園」篇、さけるグミ「バイク便」、さけるグミ「玄関」篇、さけるグミ「嫉妬」篇、さけるグミ「秘密」篇、さけるグミ「嘘」篇、さけるグミ「プロポーズ」篇、さけるグミ「タクシー」篇、さけるグミ「ロングロングリムジン」篇、さけるグミ「さける2人」篇 全て30秒(博報堂、東北新社)
フィルム部門 Bカテゴリー(Online Film)
サイボウズ/サイボウズ創立20周年企画/第1話 残業編 186秒、第2話 女性活躍編 189秒、第3話 イクメン編 120秒、第4話 複(副)業編 138秒(日本経済広告社、ファンワークス)
澤本嘉光審査委員長による講評
Aカテゴリー(テレビCM)は数年続いているシリーズCMに今年も良作が多いのが特色。裏返すと、新陳代謝があまり進んでいないとも言えそうな結果だったが、その中で「さけるグミ」は頭一つ抜けてそのばかばかしいほどに面白くすることに素直な作風がネットとテレビの両方を行き来できる内容。さらに、「さけるグミ」という商品から逃げることなく、CMをここまで面白くしている点が高い評価を獲得した。
Bカテゴリー(Online Film)は、サイボウズのアニメとNetflixの明石家さんまさんへのインタビューが決戦となった。今年は長尺を生かした企画、Netflixのようにドキュメンタリー風の作品など人間に寄ったもので佳作が目にいた。サイボウズは働き方改革という時事ネタに対しての人々の見解という、これも人の営みによったもので、時代性を捉えている作品。
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