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第57回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール 贈賞式が開催に

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日本アドバタイザーズ協会は3月4日、同協会が主催する「第57回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」の贈賞式を東京・都内で開催した。式は同協会の定時総会の中で行われた。

「第57回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」には新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、デジタル、屋外・交通の6部門合せて1,409点の作品が集まった。

日本アドバタイザーズ協会 伊藤 雅俊理事長。

登壇した日本アドバタイザーズ協会 伊藤雅俊氏理事長は、応募作品について「ブランドと生活者との絆、結びつきを描いた作品が多くみられた。物質的な豊かさよりも、絆や結びつきを大事にしたいという生活者のインサイトの変化を映し出す傾向だと思う。各賞の選出作品を見ると、母と子の深いつながり、希望や未来、明るい暖かい気持ちというメッセージが浮かび上がるってきた」と話した。

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングの鞆 咲良氏(写真右)。

最高賞であるJAA賞グランプリは、味の素、日本ガイシ、SOMPOホールディングス、パナソニック、そごう・西武、東宝東和の各社が、また経済産業大臣はユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングの「ダヴ リアルビューティーID」が受賞した。

「ダヴ リアルビューティーID」は東京都港区にある学校法人順心広尾学園の生徒たちが、クラスメイトから自分に対するコメントを聞いた後に写真を撮影しその写真を学生証の写真にする様子を映した広告で、クラスメイトの目に映る自分自身の姿を通して、自分の本当の魅力に気づいてほしいという「ダヴ」の思いが込められている。

受賞の挨拶に登壇したユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングの鞆 咲良氏は、「『ダブ』というブランドは非常に強い信念・理念を持っている。美しさには決まった形がない。あなたらしさ、自分らしさが何より美しいのだというメッセージを一年通じて継続的に発信してきた。例えば広告では、女性の画像を一切加工しない、レタッチしないということにもこだわってきた。 この自己肯定感を高めるための広告がたくさんの方々の目に触れて、心に届いたということをうれしく感じている」と挨拶した。

その他の受賞作品は以下の記事で紹介している。
味の素・パナソニックなど JAA「消費者が選んだ広告」発表