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コラム

編集・ライター養成講座修了生が語る いまどきの若手編集者・ライターの生き方

ライターにも編集者にもなれなかったけど「私」になれた話 (1)

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これまで編集者やライターを目指す人が学んできた、宣伝会議の編集・ライター養成講座。本コラムではその修了生に、講座を受講したきっかけ、講座を受講してから変わったこと、そしてこれから目指すものについて書いていただきます。今回は編集・ライター養成講座を卒業し、今年「耕す女(ひと)」という本も出版された宮崎悦子氏です。

自分が好きなこと

小さい頃から国語は得意だったし、文章を書くことが好きだった。友人のヨガスタジオで、「ヨガで身体やココロにどんな変化があるか?」というブログを書いていく中で、何かヒントになればと受けたのが編集・ライター講座の体験講座。自分が要約した文章をプロの目線で、読んで批評してもらえたことがなんだかとても嬉しかった。

当時、15カ月のベルリンでのワーキングホリデーから帰ってきて1年が経ち、商社で海外営業として働きながらも「何か違う」と思い続けていた私。【世界中どこでも出来る仕事】でしかも【自分の好きなこと=ライター!?イケるかも!】という安易な解で、講座を受けることにした。講座では「企画書の書き方」とか「インタビューの極意」とか、社会で生きていく上でも役に立つ知識をたくさん学ぶことができた。何より一緒に受けていた仲間。今では会うことすらほとんど無くなってしまったけれど、SNSなどで活躍を見ていると刺激をもらえる。

そして、この講座が私の人生を180度以上変えてしまった。毎週末の土曜日に講座に通い、終わりも近づいてきた6カ月目の終盤。最後の課題は「知らない人にインタビューして記事を書く」というもの。この課題をきっかけに、私は縁もゆかりもなかった熊本の南阿蘇村へ移住することとなる。それは熊本地震から半年後のことだった。(続く)

宮崎悦子氏

元旦生まれ、AB型の左利き。神戸出身で1歳から14歳までをドイツイタリアで過ごす。2016年10月より熊本の南阿蘇村に移住し、NPO法人 田舎のヒロインズ事務局を経て、現在は熊本県氷川町の宝石とまと、メロン、ミニトマトを栽培するミヤザキファームの農家の嫁で一児の母。4世代での農家の暮らしや仕事のこと、私のことを楽しく情報発信中。2019年10月 田舎のヒロインズ 編著 「耕す女(ひと)」にてエッセイを執筆。Amazonにて好評発売中。

Instagram: e2co0101
Note:https://note.mu/housekitmtyome

 

編集・ライター養成講座 総合コース

講師陣は、総合誌、週刊誌、ビジネス誌、ファッション誌、Webメディアなどさまざまな分野の現役編集長や、第一線で活躍中のライター・ジャーナリスト・作家など。多くの課題添削、実践トレーニングを通じて、現場で活躍できる編集者、ライターを養成します。

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