※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。
ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。1月11日(土)の放送は、前回に引き続き、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが登場しました。
「つくり手はそのまま消費者になる」
現在、およそ3万3000人もの会員数を誇るオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」のオーナーという顔を持つ西野さん。「前回も話したように、つくり手を増やしてしまえば、つくり手はそのまま『消費者』になる。だからお客さんを増やそうとするよりもつくり手を増やしたほうがいい」と強調します。
その言葉通り、現在は広告代理店業に携わることも。「広告のようなものって、場合によっては邪魔者扱いされるけど、自分がつくったCMにはすごく興味がある。そうすると、クライアントである企業は、オンラインサロンに頼むようになると思ったんです。CM制作のオファーがきて、会員の3万3000人と『どんなCMにする?』『どのタレントを起用しようか?』と、全員が自分事としてアイデアを出し合うなかで、その間もCMになっている。だから企業から『この予算で、広告をつくってください』と依頼がある」と広がりを見せているそう。
また、今後については「会員数を増やしていくことよりも、この3万3000人で次になにをしていくか。だから、サロンメンバーの事業に出資しまくっています(笑)。オンラインサロンは有料ですから、そこで集まったお金はサロンメンバーに還元したほうがいいと思っている」と展望を語ります。
