すべきではなく、どうありたいか。Women’s Startup Lab CEO堀江愛利の“未来の起業家”へのエール

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。1月25日(土)の放送は、前回に引き続き、Women’s Startup Lab CEOの堀江愛利さんが登場しました。

左から、堀江愛利さん、ハヤカワ五味さん

「一人ひとりの個性が重要」

2013年に米・シリコンバレーでWomen's Startup Labを創業し、女性起業家の育成プログラムをスタートさせた堀江さん。ハヤカワさんが、「実際、なにをすれば起業家精神が育っていくのでしょうか?」と問うと、「自分が“こうあるべき”と信じていることや、“当たり前”と思っていることをまず壊していくことが、最初に必要」と答えます。

なぜなら、パソコンのアップデートと同じように「現在の(自分の)思考回路が“古い”ということを認めないと、新しいものは入ってこない。現在持っている“こうあるべき”という考えを書き出し、それによって、いかにスローダウンしているかを理解して取り除かないと、新しいことを考えようと思っても全然できないから」。

さらに、これからの時代は、「一人ひとりの個性がすごく重要になってくる」と続けます。だからこそ、「10人に同じようなことをさせるのではなく、各々が持っている個性や感性を出していってこそ、イノベーティブなアイデアが生まれる。Human doing(なにをするべきか/行動)ばかりを散々教えられてきたけど、一人ひとりがHuman being(どうありたいか/心の在り方)をより前に出して、リーダーとして決断していく。それを自分のプロフェッショナルのコア(中核)として、イノベーションをつくり上げていく」ことが起業家やビジネスリーダーに必要だと語ります。

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