この連載をはじめてから、
先輩や後輩から、
僕自身が褒められることが増えた気がします。
ひょっとして…読んでくれてますか…?
もし読んでいただいているなら、
この場を借りてお礼を言いたいです。
ありがとうございます!(←直接言え)
さて、今回も大切な話です。
褒めるときに
観察
が足りないと、
つい雑褒め(ざつぼめ)しちゃうときがあります。
しかし逆にいうと、
正しく丁寧な観察さえすれば、
解像度の高いホメ出しをすることができます。
実はそこには:
1 「森を見る」ホメ出し
2 「木を見る」ホメ出し
の2パターンがあります。
「森を見る」ホメ出しとは、
その人の大きな方向性や特徴、
揺るぎないスタイルなどを褒めること。
「木を見る」ホメ出しは、
その人の細かな特徴、
あるいはニッチな面を、
因数分解して、言語化して、
なるべく具体的に、
できれば多く褒める。
そして、実は
森を見るホメ出しとは、
木を見るホメ出しの積み重ねの先に
見つかったりします。
高浜虚子さんの「俳句への道」という本に、
「客観写生」
という手法が紹介されています。
主観を消して淡々と観察することの
意義を語られているのですが、
これは木を見るホメ出しにおいて
大切な心構えです。
そこに「我」が入ることで、
観察の精度が落ちることがあります。
とにかく目の前の相手の魅力を
見たまま、感じたままに、
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澤田智洋(コピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表)
澤田智洋(コピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表)
1981年生まれ。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後17歳の時に帰国。2004年広告会社入社。映画「ダークナイト・ライジング」の『伝説が、壮絶に、終わる。』や、アミューズメントメディア総合学院の「あなたが生まれなければ、この世に生まれなかったものがある。」等のコピーを手掛ける。2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。 これまで80以上の新しいスポーツを開発し、10万人以上が体験。海外からも注目を集めている。 その他、UNITED ARROWS LTD.と取り組んでいる、一人を起点に新しいファッションを開発する「041 FASHION」、オリィ研究所と共同開発している視覚障がい者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスを多数プロデュースしている。
澤田智洋(コピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表)
1981年生まれ。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後17歳の時に帰国。2004年広告会社入社。映画「ダークナイト・ライジング」の『伝説が、壮絶に、終わる。』や、アミューズメントメディア総合学院の「あなたが生まれなければ、この世に生まれなかったものがある。」等のコピーを手掛ける。2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。 これまで80以上の新しいスポーツを開発し、10万人以上が体験。海外からも注目を集めている。 その他、UNITED ARROWS LTD.と取り組んでいる、一人を起点に新しいファッションを開発する「041 FASHION」、オリィ研究所と共同開発している視覚障がい者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスを多数プロデュースしている。
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