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【ステイホーム応援企画】販促コンペ・前年シルバー3作品の企画書を大公開!

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6月3日13時まで企画募集中の「第13回販促コンペ」。ゴールデンウイーク期間を使って課題に取り組む方のために、昨年実施した「第12回販促コンペ」で受賞した作品の企画書を公開します。

2020年に実施した「第12回販促コンペ」でシルバーを受賞したのは次の3作品。東亞合成の「10〜20歳代の学生が『アロンアルフア』を楽しく使いたくなる企画」の「瞬間予防アロンアルフアコーティング」、西日本旅客鉄道の課題「新幹線でお客さまが笑顔になるアイデア」の「こども特等席」、ヤフーの課題「フリマアプリ『PayPayフリマ』を思わず使ってみたくなるアイデア」の「実質3.5万円のお引越し」。

企画者は、東亞合成の課題が北浦俊さん(電通)・大川将平さん(博報堂)、西日本旅客鉄道の課題が竹内隼矢さん(AKQA)・佐脇風里さん(AKQA)、ヤフーの課題が浅倉涼花さん(博報堂)、嶋元司さん(博報堂)でした。

以下、3作品の企画書を企画者のコメントとともに紹介します。

企画書

「瞬間予防アロンアルフアコーティング」

 

企画者コメント

商品を変えずに価値転換で新市場を開拓

「瞬間予防アロンアルフアコーティング」は、“壊れたものを直す修理”から“そもそも壊れないための予防”に商品価値の重心を置き換えた企画。考えるにあたり、企画のためのインサイトを無理につくるのではなく、実際にアロンアルフアを使ったときの「壊してしまった…」という素直な気持ちを正直に洗い出せたことが、思考のジャンプにつながったと感じています。

またビジネスの観点として、商品は大きく変えずともシンプルな価値転換だけで、既存市場にとどまらず新たな市場を開拓できる点もチーム内でこだわった点です。

企画書

「こども特等席」

 

企画者コメント

とにかくシンプルに解説が必要ない企画

企画するときに一番意識していることは「本当にターゲットが動くか」です。ブレスト形式で企画を考えることが多いのですが、アイデアを絞るとき、研ぎ澄ましていくときは、特にターゲットの視点から見つめ直すようにしています。

今回は「1歳半の子どもがいる僕の弟家族」をターゲットに設定しました。よく言われることですが、「身近なN=1が動くか」が判断基準として大切だと思います。企画書を書くときに一番意識していることは、「とにかくシンプルに」。この解説が必要ない企画書でないと意味がないと思います。

企画書

「実質3.5万円のお引越し」

企画者コメント

アプリの価値を転換支出を抑えるものに

この企画は「引越しの際に見つかる不要品を捨てる代わりにPayPayフリマで売却して、引越し費用に充ててもらう」というシンプルなアイデア。「得するより損を回避したい」という強いインサイトを元に、アプリの価値を“お金を稼ぐもの”から“支出を抑えるもの”へと転換しました。

企画する上で一番大切にしたのはリサーチの部分。“3.5万”という数字や、“多くの引越し業者に対応しているのはPayPayのみ”というデータなど、強いファクトをつなげロジックを固められたことが今回の結果につながったと考えています。

第13回販促コンペ公式サイトはこちら