オリコミサービスは3月1日、同社が所有する江戸時代初期から昭和に至るまでの引札や古いチラシなどの一部をオンライン上で公開する「令和の折込広告展」を開始した。同日に迎えた創立50周年を記念した取り組みで、無料でアクセスできる。
広告史研究家でオリコミサービス顧問の故・増田太次郎氏から譲り受けた「増田コレクション」約1万6500点のうち、約280点を1年かけて公開する。創立間もない1976(昭和51)年11月、「折込広告展」を東京・銀座の文具店「伊東屋」で開催した経緯から、「令和の折込広告展」と名づけた。
増田コレクションは、当時の人々の生活や消費文化を反映した貴重な資料であることから、2013年に公文書や歴史資料の保管や活用に取り組む国文学研究資料館(東京都立川市)に寄託し、現在はその一部をオンライン上に公開している。
「令和の折込広告展」はこちらからアクセスできる。期間は2024年2月29日まで。
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