民間企業の花王から公立の中高一貫校に転職して1 カ月が経ちました。正直に言って、ものすごく疲れた1カ月でした。まずは、目の前にある仕事を精一杯こなしているという感じです。でも、この挑戦している感じが、自分としてはとても充実していて、なんとも不思議な気持ちです。40代にしてこんな挑戦を自らするなんて、花王在職中の昨年、夏頃までは考えてもみませんでしたから。
やはり人生、運とご縁、なによりタイミングは重要ですね。これも自分らしい人生かなと思って日々、頑張っています。そして、悩みに悩んだ決断が、4年後よかったと思えるようにしたい。毎日が緊張の連続ですが、自分が少しでも成長できたらまずはよしとしよう!と自分に言い聞かせながら頑張っています。と、まるで子供のようですが、それぐらい初めての転職は私にとって未知な世界なのです。日々の小さな積み重ねをしていけば、いつか大きな花が咲くと信じて学校生活を送っています。
図書室、物理室、保健室は学校の先生と話ができる場
とはいえ、民間から学校教育の現場にやってきた私には、これまでの経験を活かすことが求められています。そこで着任してからまずは、本校下妻一高の強みと弱みを知ることから始めるました。
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生井秀一(茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校 校長)
生井秀一(茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校 校長)
花王の販売子会社に入社し、営業部門で大手流通チェーンを担当。ヘアケアブランドのマーケティングを担当した後、2015年にECの営業マネジャーとなり、花王のECビジネスを推進。2018年に全社DX推進をするプロジェクト型組織の先端技術戦略室に異動。2021年にDX戦略推進センターを設立、全社DX戦略を担当した。過去3度、社長賞を獲得。花王グループのDXを推進し、ECビジネスの構築などの推進役を担う。
2023年に茨城県とエン・ジャパンが実施した「ソーシャルインパクト採用」において、茨城県内の中高一貫校・専門高校の「校長」を教員免許不問で公募するプロジェクトに応募。1645人の応募者のなかから選ばれ、花王を退職して2023年4月から民間出身者の校長として茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校に着任。
生井秀一(茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校 校長)
花王の販売子会社に入社し、営業部門で大手流通チェーンを担当。ヘアケアブランドのマーケティングを担当した後、2015年にECの営業マネジャーとなり、花王のECビジネスを推進。2018年に全社DX推進をするプロジェクト型組織の先端技術戦略室に異動。2021年にDX戦略推進センターを設立、全社DX戦略を担当した。過去3度、社長賞を獲得。花王グループのDXを推進し、ECビジネスの構築などの推進役を担う。
2023年に茨城県とエン・ジャパンが実施した「ソーシャルインパクト採用」において、茨城県内の中高一貫校・専門高校の「校長」を教員免許不問で公募するプロジェクトに応募。1645人の応募者のなかから選ばれ、花王を退職して2023年4月から民間出身者の校長として茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校に着任。
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