ポートランド国際空港がリニューアル!近隣の木々だけを活用したサステナブルな空港に

社会課題へのソリューションを提示する空港

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私がポートランドへの移住を決めたひとつの理由は、リモートで日本と仕事を継続するということを決めていたこともあり、住まいから空港へのアクセスの良さでした。

ポートランド唯一の国際空港「ポートランド・インターナショナル・エアポート」へは、ダウンタウン、そして私が住む住宅街のどちらからも、車で20分ほどの距離にあります。空港からも住宅街からも30分前後の距離に、たくさんの泳げる川や湖、ハイキングトレイル、ファームがあるのもポートランドの魅力です。

そんなポートランドの玄関口、ポートランド・インターナショナル・エアポート(以下、ポートランド国際空港)が今年の8月14日に、大規模リニューアルをしました!

社会課題と企業の関係がテーマのコラムなのに、「なぜ、空港のリニューアルレポート?」と思われそうですが、このエアポートは社会課題へのさまざまなソリューションを提示していてユニークなので、紹介することにしました。

空港の様子をご案内しつつ、その背景となる物語や、社会課題に触れていきたいと思います。

オレゴンの象徴は、豊かな森林。木々に囲まれる体験からオレゴンの歴史を辿る。

ポートランドが位置するオレゴン州の特徴のひとつは面積の半分以上を占める森。森林は松などの針葉樹が中心です。オレゴンにはポートランドを見下ろすマウントフッドをはじめ、3000メートルに近い標高の山がたくさんあります。

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松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)
松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)

スタートアップの広報育成・支援を手がける「みずたまラボラトリー」代表。お茶の水女子大学卒業後、コンサルティング会社、出版社を経て、2005年に面白法人カヤックに入社。広報部長、事業部長を兼任したのち子会社カヤックLivingの代表取締役に就任。移住事業の立ち上げに参画。2019年、家族で米国ポートランドに移住。一方、2015年に自身の会社「みずたまラボラトリー」を設立し、広報戦略、事業開発、経営全般にわたる経験と実績を活かしスタートアップの広報育成と支援を展開。富山県出身。富山県の経営戦略会議ウェルビーイング戦略プロジェクトチーム委員も務める。

松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)

スタートアップの広報育成・支援を手がける「みずたまラボラトリー」代表。お茶の水女子大学卒業後、コンサルティング会社、出版社を経て、2005年に面白法人カヤックに入社。広報部長、事業部長を兼任したのち子会社カヤックLivingの代表取締役に就任。移住事業の立ち上げに参画。2019年、家族で米国ポートランドに移住。一方、2015年に自身の会社「みずたまラボラトリー」を設立し、広報戦略、事業開発、経営全般にわたる経験と実績を活かしスタートアップの広報育成と支援を展開。富山県出身。富山県の経営戦略会議ウェルビーイング戦略プロジェクトチーム委員も務める。

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