※本記事は、広報会議2024年10月号の転載です。
「ふるの?ふらないの?」テンポ良い交通広告で愛着を
古野電気/交通広告
2024年1月から出稿した企業広告「FURUNOを知ってほしくてシリーズ」。
POINT
古野電気は、地域住民にも愛着を得てもらうべく企業広告を出稿。車両内の広告ジャックや、神戸三宮駅など本社がある兵庫県を中心とした交通広告で、特に将来共に働く可能性のある就活生へアピールした。広告のコピーは耳馴染みの良い「ふるの?ふらないの?FURUNO!」。社名に加え「やるの?やらないの?」と迷った時に挑戦する企業姿勢を示した。また同社のルーツである「海」を背景等に採用し、「海」と「同社」を好きになってほしい思いを込めた。
反響
◆ 企業広告シリーズに対する社内共感度・満足度ともに、約90%という高い水準を記録。
◆ 掲出風景がX(旧Twitter)に投稿されるなど話題に。
DATA
社員数:3310名(単独:1794名)
出稿先:交通広告(阪神電鉄交通メディア、阪急電鉄西宮北口駅構内、阪急西宮ガーデンズ館内メディア、TOHOシネマズ西宮OS、三宮OSビル壁面など)
広告運用部門:経営企画部 ブランドコミュニケーション課
広報体制:経営企画部 ブランドコミュニケーション課(課長1名、担当者5名)内、広報担当兼務2名(国内/海外領域で分担)
日経新聞に5日連続掲出「従業員=会社の顔」を強調
イトーキ/新聞広告
従業員の姿をメインに配置したクリエイティブが印象的な広告。会社文化を伝え、従業員の士気向上も狙った。
POINT
多様な事業現場で活躍する「人」にフォーカスした新聞広告「イトーキの顔」を出稿。仕事に対する熱意や想いを綴り、従業員の姿を強調したクリエイティブで表現した。同時に特設サイトを設け、広告内の二次元コードから誘導する仕組みに。サイト内で従業員の詳細エピソードを紹介したほか、採用サイトとも連動。広告に興味を持った人が同社を深く知ることができる動線設計とした。
反響
◆ 日本経済新聞に15段広告を5日間連続で掲載したことで、社内で「従業員が出ていることが誇らしかった」という声が多数。従業員エンゲージメントが高まった。

