11月、ポートランド(米国)から日本に一時帰国をしていました。帰国した初日に街を歩いていて、子どもたちが最初に嬉々として「あれ買いたい」と指差したものは「自動販売機」でした。買ったものは、アクエリアス。
確かに街中、駅、どこを歩いても、数百メートルにひとつ、自動販売機は存在しています(都内近郊)。いま住んでいるポートランドでは、ほぼ見かけない自販機。子どもたちは、この機械が気になって仕方がなく、購買意欲をさぞかし掻き立てられたのであろうと想像します。
自動販売機が必要な日本。要らないポートランド。
アメリカに移住したての頃、私の暮らしからは、プラスチックが一気になくなりました。その理由は、ひとつにスーパーの袋(と、野菜の個装の袋)。スーパーマーケットは、2019年当時からマイバッグが主流で、忘れてスーパーマーケットから提供されるのも、紙の袋でした。
そして野菜・フルーツ類はほとんどのものが、紙のコンテナか、あるいはそのまま剥き出しの状態で店頭に並んでいるため、個装の袋は日本ほどは存在しません。
もうひとつの理由は、ペットボトルでした。その背景は、自動販売機がないし、コンビニもそんなに存在しないため、外出先で買う、というシチュエーションがないという環境要因と、マイボトルを持ち歩くため、水分補給のための飲料を買う必要がないという生活様式の要因がありました。
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松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)
松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)
スタートアップの広報育成・支援を手がける「みずたまラボラトリー」代表。お茶の水女子大学卒業後、コンサルティング会社、出版社を経て、2005年に面白法人カヤックに入社。広報部長、事業部長を兼任したのち子会社カヤックLivingの代表取締役に就任。移住事業の立ち上げに参画。2019年、家族で米国ポートランドに移住。一方、2015年に自身の会社「みずたまラボラトリー」を設立し、広報戦略、事業開発、経営全般にわたる経験と実績を活かしスタートアップの広報育成と支援を展開。富山県出身。富山県の経営戦略会議ウェルビーイング戦略プロジェクトチーム委員も務める。
松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)
スタートアップの広報育成・支援を手がける「みずたまラボラトリー」代表。お茶の水女子大学卒業後、コンサルティング会社、出版社を経て、2005年に面白法人カヤックに入社。広報部長、事業部長を兼任したのち子会社カヤックLivingの代表取締役に就任。移住事業の立ち上げに参画。2019年、家族で米国ポートランドに移住。一方、2015年に自身の会社「みずたまラボラトリー」を設立し、広報戦略、事業開発、経営全般にわたる経験と実績を活かしスタートアップの広報育成と支援を展開。富山県出身。富山県の経営戦略会議ウェルビーイング戦略プロジェクトチーム委員も務める。
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