なぜコンセプトを重視するのか? K-POPから学ぶコンテンツプロデュース ②コンセプト(後編)

「韓国トレンド研究室」、第10回目の後編です!後編では、K-POPのタイトル曲ごとにつくりあげられる世界観やコンセプトの重要性を分析していきます。

2. タイトル曲ごとにつくり上げられる世界観

第1章ではグループ自体のコンセプトを紹介しましたが、第2章では、タイトルごとの世界観をご紹介します。

K-POPアイドルには、カムバックが毎回毎回とても楽しみになるほど、ユニークで可愛いアートワークスがたくさん溢れています。

※「カムバック(通称:カムバ)」については、

こちら

の回で詳しく説明しています。

毎回すべてのグループが本当に可愛いので、ここでもすべて紹介したいのですが、今回は「グループとして一貫しているコンセプト・世界観」と「楽曲ごとのコンセプト・世界観」がどのように交差していくのかを踏まえて、次の2つだけご紹介します。

(考察や捉え方はたくさんあり、必ずしもすべてが正しいというわけではない点、ご了承ください!)

①「強い女性」をコンセプトにしているLE SSERAFIMの新曲『Come over』

私はこのMVが大好きで何度も観ているのですが、レトロでポップな世界観が、本当に本当に可愛いです。

公式に発表されているのは、「今この瞬間の感情に素直に反応し、みんなで一緒に楽しく踊りながら、この瞬間を楽しもう」というコンセプトで、実際にポップな世界観でメンバーたちは楽しそうに踊っています。

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佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)
佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)

大学時代、フリーのイラストレーターとして活動。過去に制作した展示は、「どっちかといえばこっち展」「いい人すぎるよ展」「やだなー展」「みんなどんな感じ?展」「いい人すぎるよ美術館&切ないすぎるよ博物館」「うれしいすぎるよ展&そういうことじゃないんだよ展」など。展示ではイラストも担当している。著書に「いい人すぎるよ図鑑」。

佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)

大学時代、フリーのイラストレーターとして活動。過去に制作した展示は、「どっちかといえばこっち展」「いい人すぎるよ展」「やだなー展」「みんなどんな感じ?展」「いい人すぎるよ美術館&切ないすぎるよ博物館」「うれしいすぎるよ展&そういうことじゃないんだよ展」など。展示ではイラストも担当している。著書に「いい人すぎるよ図鑑」。

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