グラニフ旗艦店で謎解きイベント アパレルならではの仕掛けで商品展開の幅広さを訴求 

ファッションブランド「グラニフ」が開催した、旗艦店でのリアル謎解きイベント。謎解きを通じて、楽しみながら商品を発見できる仕掛けを用意。「遊びゴコロで世界を彩る」というブランドミッションを体現した体験を提供した。
※本記事は月刊『販促会議』2025年7月号の転載記事です
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2025年春夏シーズンのキャンペーンの一環として、謎解きイベント「みつけて!グラニフ!」を公式オンラインストアで開催したファッションブランド「グラニフ」。特設サイトに用意された4ステージの謎解きを通して、ECサイトや公式SNSへの能動的な回遊を促し、商品展開の幅広さを認知してもらうという狙いだ。

写真 店舗・施設

ブランドファンのみならず、謎解きファンも楽しめるように、謎解きの難易度はやや難しめに調整。既存顧客からも「こんなに雑貨の展開があるとは知らなかった」といった声が上がるなど、グラニフの新たな一面を発見してもらう機会となった。

加えて、原宿の旗艦店では、店舗全体を使って謎を解き進めるリアル謎解きイベントを実施。1階で謎を解くと2階へ進める流れで、自然と店内を回遊しながら様々な商品に触れる機会を創出した。

写真 1階では、5カ所の売り場を巡りながら謎解き
写真 2階では、マネキンの視線が謎のヒントに

(上)1階では、5カ所の売り場を巡りながら謎解き。謎解きカードと組み合わせることで文字が浮かび上がる仕組みになっている。(下)2階では、マネキンの視線が謎のヒントに。既存の什器や装飾を活用した謎解き体験を提供した。

アパレルを扱うブランドならではの仕掛けとして、謎をプリントした非売品のTシャツを制作し、通常の商品と同様に陳列。Tシャツ探しも謎解きになるなど、細部までこだわった演出でイベントの世界観を構築した。また、既存の什器や装飾を活用することで費用を抑えつつ、遊び心を大切にするブランドらしさを表現している。

会期3日間で343人が謎解きに挑戦。クリア後には、2階に併設しているカフェで限定ラテアートを楽しむ人や、謎解きを通して見つけた商品を購入する人の姿も多く見られたという。

グラニフマーケティングディビジョンマネージャー/PRの三浦麻依氏は「商品ラインアップの豊富さはもちろんのこと、『これほど真剣に遊び心を表現しちゃうのか』というブランドの本気度と奥深さを感じていただける機会になればうれしいです」と語る。

写真 謎のひとつを仕込んだTシャツ
写真 クリア特典には限定ステッカーを用意

(上)謎のひとつを仕込んだTシャツ。当初は1枚のみ制作して展示する予定だったが、スタッフの発案により全サイズ・複数枚用意。他のTシャツとともに通常商品かのように平置きで陳列した。アパレルを扱うブランドならではの遊び心あふれる演出を施している。(下)クリア特典には限定ステッカーを用意。2階併設のカフェでは、謎解き参加者限定のシークレットラテアートを提供した。

なぞとき?グラニフ!in graniph Tokyo

所在地:東京都渋谷区神宮前4丁目グラニフ東京(graniph Tokyo)
実施期間:2025年4月18日~4月20日

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