中村洋基さんのアドタイ人気コラム「迂闊鬼十則」が待望の書籍化!『計画しない人はうまくいく 帳尻合わせのキャリア論』として、4月14日に発売されます。その発売を記念し、書籍原稿の一部を本コラムにて先行公開いたします。

4月14日発売、予約受付中!
『計画しない人はうまくいく 帳尻合わせのキャリア論』
(中村洋基著、定価2,200円+税)
特殊なスキルもなく、偏差値35、就職活動は落ちこぼれ。そんな若者が、なぜ広告クリエイターとして300を超える賞を獲得し、何社も起業できたのか?そのコツを、見る前に跳び、とにかく大量行動・大量失敗しながら修正していく「帳尻合わせのキャリア論」として解説。キャリアに迷っている人のための、「考えるため」ではなく「動くため」の一冊。
ぼくは、PARTY以外にもいくつかの企業や団体を手伝っている。電通デジタル、FIELD MANAGEMENT EXPAND社、LINEヤフー(終了)、予防医療普及協会に対して、外部顧問的な関わりをしている(なぜ『的』かというと、『顧問』という言葉が、会社法上の役職名でないうえ、けっこう偉そうなので、勝手に使用されないように禁じている会社が多いのである)。
また、TOKYO FMのラジオ番組『澤本・権八のすぐに終わりますから。』のパーソナリティ司会進行。もう13 年目になる長寿番組だ。
自分から売り込んだものはひとつもない。
当該企業の経営者やキーマンから、直接ご相談をいただいて始まった話ばかりだ。
「あなたを雇いたいけど、PARTYの経営者だから不可能なので、部分的に手伝ってくれるか」
というニーズの相談から始まり、やることとしては特に何も決まっていないことが多い。
電通を辞めたときから、「大企業に属していたらできないことは何でもやろう」と決めた。自分のスキルと経験しか自分を守るものはなく、自分を必要としてくださる人の声には、できるだけ多く応えたいと考えるようになった。
何をお手伝いできるかわからないから、自分から寄与できることを探しに行く。
具体的には、その企業の上層部が抱えている課題の中で、自分なら解決できることを提案していく。
一般的な顧問は受け身で、
「何かあったら呼んでね」
タイプに思えそうだが、向こうからしたら、
「せっかく雇ったのにふんぞりかえって、こっちから常に課題を提供しなきゃいけないなんて面倒くさすぎる。誰がこんな人呼んだんだ」
と、早晩に契約が終了すると思う。
とにかく、利他、多量行動、よく会う、よく訊いてくる人になることが大事だ。
大企業であると、人事で偉い人が変わるごとに、考えていることや課題感もガラっと変わったりする。