第1弾は『NARUTO』コラボ DNP、アニメと日本工芸を組み合わせた海外向けブランド「AN-IPPON」を立ち上げ

日本のアニメIPの海外展開が拡大するなか、日本アニメIPは日本各地の工芸品の海外展開を支援する手段にも成長し始めている。

大日本印刷(以下、DNP)は6月30日、日本のアニメIPと日本各地の工芸品を組み合わせた海外向け新ブランド「AN-IPPON(アニッポン)」を立ち上げた。第一弾として、アニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』と、石川県の九谷焼、山形県の米沢織、福島県会津地方の赤べこがコラボレーションした商品を発売。DNPは、版権元との調整や工芸産地との商品企画、北米での販売・プロモーションを一貫して担い、日本発IPと工芸産地をつなぐ海外展開モデルの構築を進める。

同日には、DNPが運営する北米の「東京アニメセンター」2拠点(サンフランシスコ、ボストン近郊)で先行販売を開始する。2026年内には、米国・ロサンゼルス近郊の「アニメイトロサンゼルス」でも販売を開始し、北米における販路拡大を進める方針。なおDNPは、北米で展開する東京アニメセンターを2026年度までに10拠点へ拡大し、「AN-IPPON」を含む関連事業で、2028年度に単年で20億円の売上を目指すとしている。

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日本のアニメIPの海外展開が拡大するなか、日本各地の工芸品にも海外市場での販路拡大が期待されている。一方で、工芸品を海外で展開するには、認知向上や販売基盤の整備などの課題があった。DNPはこれまで、版権元とのネットワークやIPビジネスの知見を活かし、東京アニメセンターやプロダクトブランド「AIMA」を通じて、日本発コンテンツの海外展開を推進してきた。

日本アニメIP×日本工芸品ブランドの「AN-IPPON」では、アニメIPの発信力と工芸品の価値を掛け合わせ、商品企画から販売・プロモーションまでをワンストップで担うことで、日本各地の工芸品の海外展開を支援する。

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