分析・マーケティングツールのAhrefs(エイチレフス)は、日本国内の主要5大AIプラットフォーム(ChatGPT、AIモード、AIによる概要、Perplexity、Copilot)が回答時に参照するWebサイトの最新ドメインランキングをこのほど発表した。自社の分析基盤を用いて2026年4月の前回調査と比較したところ、わずか2カ月間で総合上位10ドメインのうち4つが入れ替わるなど、参照先の勢力図が急速に変化している実態が明らかになった。
noteが2位へ急上昇 口コミ・Q&A・比較系もランクイン
今回の調査で最も著しい動きを見せたのは、総合5位から2位へと順位を上げたnoteである。1位のYouTubeは2期連続で首位を維持しており、解説動画やハウツーといった視覚的・実演的なコンテンツがAIの回答を補う情報源として高く評価されている。これらに共通するのは、「〜とは何か」「どれがおすすめ?」といった情報収集を目的とした検索に対応する、質・量ともに豊かなコンテンツが蓄積されている点である。
トップ10には、Reddit、Yahoo!知恵袋、my-best.com、楽天市場など口コミ・Q&A・比較系が新たにランクインした。AIは実体験やリアルな評価も取り込み始めており、UGCやレビューの活用が新たな課題になりつつある。
一方で、Googleのトップページ(前回3位)、Instagram(同4位)、Amazon(同6位)、Yahoo!ニュース(同8位)といった前回の上位ドメインが圏外へと押し出された。この変動は、AIがWikipediaやPR TIMESなどの公式発表情報を軸にしつつ、実際の利用体験や比較・評価といった「ユーザーのリアルな口コミ」を回答に取り込み始めている兆候といえる。


