博報堂、社内横断チーム「博報堂キッチン」発足 広告の発想力をコンテンツ事業へ

博報堂は8月21日、コンテンツビジネスを推進する社内横断チーム「博報堂キッチン」を発足したと発表した。広告領域で培った生活者に関する知見やクリエイティビティを活かし、企業の課題解決につながるオリジナルコンテンツを開発する。

ロゴ HAKUHODOキッチン

テクノロジーの進化や生活者の価値観の多様化に伴い、コンテンツの消費スタイルは変化している。企業による課題解決の手法も、従来の広告にとどまらず、映像や体験型イベントなどへ広がっている。こうした状況を背景に、クリエイターの「おもしろさ」と「アイデア」を起点とする横断組織を立ち上げた。

同チームは「生活者価値デザイン」を中心に、生活者、広告主、コンテンツの3つの視点を組み合わせたビジネスモデルを構築する。企業やブランドが発信したいメッセージを、生活者が自ら見たくなるコンテンツへ変換し、ブランドへの愛着につなげる狙いだ。

図 3つの領域

事業は主に3つの領域で展開する。1つ目は、ショートドラマやオリジナル番組、ドキュメンタリーなどを活用した企業課題の解決。2つ目は、テレビ局やラジオ局、新聞社、出版社、動画配信プラットフォームとのコンテンツ共創である。番組制作のほか、リアル体験型イベントやサービスの共同開発・運用まで一気通貫で手がける。

3つ目は、アニメやゲーム、キャラクターなど、IPホルダーが保有する資産を活用した新規ビジネス。新たな層に向けたコンテンツのプロデュースや商品開発、ファンコミュニティの形成などを通じて、IPの価値拡張を図る。映画や番組の制作からイベント、サービス、キャラクターやアイドルのプロデュースまでを事業領域に据える。

映画や番組の映像制作からサービス・イベントの開発、キャラクターやアイドルのプロデュースなど、「熱狂を生み出すコンテンツを提供していく。

コアメンバーには、嶋浩一郎執行役員をはじめ、クリエイティブ局、CXアクティベーション局、生活者インターフェースビジネス推進局、博報堂DYホールディングスのコンテンツIPビジネス室などから計7人が参加する。

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