ミスドが中国に戻った理由が判明 撤退から約7年半、再進出を後押しした現地企業の正体 前回と異なる戦略でリベンジなるか

中国から一度撤退したミスタードーナツが、約7年半ぶりに再挑戦する。再進出の決め手になったのは、中国市場そのものの成長性に加え、現地の商習慣や地域特性に精通したパートナー企業との出会いだった。

9月28日、中国華東地区の第1号店となる「ミスタードーナツGlobal Harbor(環球港)ショップ」を上海にオープンした。かつて上海で事業を展開していたが、2019年3月末をもって現地の全店舗を閉鎖。ダスキンによると、当時は直営を中心に事業を展開していたが、中国市場における市場環境の変化や人件費の上昇などにより事業継続が難しくなったことが撤退の理由だった。

それから約7年半。なぜミスタードーナツは再び上海に戻ることを決めたのか。

写真 ミスタードーナツ1号店 外観

ミスタードーナツ中国華東地区第1号店

再進出を後押しした現地パートナー

ダスキン広報部の廣岡真由子コーポレートコミュニケーション室長は、中国を「世界有数の消費市場」と捉えていると説明。外食市場やベーカリー市場にも成長機会があり、ミスタードーナツの需要が見込まれると判断して事業展開を検討してきたという。

再進出を後押ししたもう一つの要因が、現地パートナーの存在だ。

廣岡室長によると、海外市場では、現地のニーズや商習慣、市場環境を踏まえた事業運営が重要になる。

その中で、現地市場に精通し、地域特性を理解する「上海美天甜品牌管理」と出会えたことが、今回の再進出につながったという。

上海市虹口区に本社を置く上海美天甜品牌管理は2025年11月11日に設立。物流、飲食、コンサルティングを手がけている。

ダスキンによると、董事長の劉澤凱氏は、上海を拠点に雑貨の製造・輸出や日本食店を展開する別会社の董事長も務め、中国市場の法規制や商習慣に精通しているという。

マスターフランチャイズ方式で再挑戦

 

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