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サイバーエージェント、スマホシフト奏功 広告事業売上高36%増

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パソコン向け広告売上高は3四半期連続で減少

サイバーエージェントが29日発表した2014年10~12月期連結決算は、インターネット広告事業の売上高が前年同期比35.7%増の331億8600万円だった。営業損益は28億8600万円(同比39.3%増)で、過去最高となった14年1~3月期の30億2000万円に次ぐ成果となった。営業利益率は8.7%だった。

パソコン向け広告が14年4~6月期以降3四半期連続で売り上げを減らす一方、スマートフォン向け広告が前年同期比87.8%増の216億円と大きく伸び、全体をけん引した。同社は13~14年にかけてスマホ事業の投資を続けており、当期の広告収入でスマホが占める割合は65.3%。一昨年は35.7%、昨年は47.1%と、順調にスマホへシフトしている。

全体の売上高は634億5100万円で、前年同期比45.1%増だった。投資育成事業を除く営業利益は過去最高の76億円で、純利益は前年同期比3.1倍の63億円となった。


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