味の素は5月7日より見学施設「Umami Science Square」(味の素グループうま味体験館)の稼働を開始する。川崎事業所の創立100周年を機に、同事業所が立地している京急大師線・鈴木町駅前に新設した。2016年度に6万人の来場者の受け入れを目指す。
1階部分には、うま味が古代から現代の食事に受け継がれていることを360度の4面スクリーンで紹介するシアター、調味料「味の素」の資源循環型製造工程のジオラマ(情景模型)や歴史展示コーナー、海外で販売している製品を紹介するコーナーなどを設置しており、2階部分にはオリジナルの「アジパンダ」瓶を作れる体験ルームや、うま味を含んだ食材の試食ができる「うま味ホール」、料理教室用キッチンスタジオを設置した。
同社はうま味を、「甘味、酸味、塩味、苦味と並ぶ基本味のひとつで、昆布だしを口に含んだときに感じる、深いコクやまろやかさが代表的な味わい」と定義。和食のユネスコ無形文化遺産登録以降、日本の食文化の中心にあるうま味に対しての関心が高まっていると分析した。見学施設にて、うま味やアミノ酸についての科学的な情報を体験しながら学べるコンテンツを用意することで、繰り返しの来場やファン拡大を図る。
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