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ハドソン、ゲーム商戦はマツコで勝負

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エクシングの伊神和典氏(右)とCMキャラクターを務めるマツコ・デラックス(左)

エクシングの伊神和典氏(右)とCMキャラクターを務めるマツコ・デラックス(左)

ハドソンは9日、任天堂のゲーム機「Wii」向けの通信カラオケソフトの発売に伴い、全国でテレビCMの放送を始める。年末年始に集中的に出稿し、帰省シーズンに集まる家族や、仲間同士でカラオケを楽しんでもらおう、という考え。放送は2011年1月3日まで。広告会社はアサツー ディ・ケイ、制作は東北新社が担当した。

ゲームソフト内に収録されている70曲のほかに、Wiiをインターネットに接続して課金ポイントを使用すると、6万5000曲を歌うことができる。ハドソンは、このカラオケ事業について、ネットワーク・コンテンツ事業の重点施策の一つに掲げている。

「カラオケ JOYSOUND Wii SUPER DX」CM発表会――取材に応えるマツコ・デラックス

発表会では、「こんなに報道陣が集まったのは、初めて」と話したマツコ・デラックス。「誰とデュエットしたいですか?」との質問に、「市川海老蔵さん、と答えさせたいんでしょ?」と相変わらずの毒舌ぶり=8日、東京・渋谷

「カラオケ JOYSOUND Wii SUPER DX」はシリーズ3作目で、CMキャラクターは、タレントのマツコ・デラックス。クリスマス~正月のゲーム商戦期で、競合他社も広告に力を入れる中、インパクトの大きさで勝負する。08年12月発売の第1作では、タレントのDAIGOを起用した。同作の売上本数は約25万本だった。09年に発売した2作目はCMキャラクターを立てずに機能訴求に集中したが、約13万本とふるわず。今回改めてマツコ・デラックスを起用し、ヒットに期待を寄せる。