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松竹傘下の劇場広告会社、事業譲渡へ

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サンライズ社が譲受

劇場広告を扱うサンライズ社(東京・千代田)は1月31日、松竹グループのトライメディア(東京・中央)から、同グループの劇場広告の広告代理事業を譲受することで合意したと発表した。松竹が2月26日に開く株主総会で承認を受け、同月28日付で事業譲渡を受ける。譲渡価額は5億円。サンライズ社はピカデリーやムービックスなど松竹グループの劇場・映画館約240強のスクリーンのシネアド枠の直接販売を引き受ける。同事業の売上総利益は9800万円で売上高は3億7800万円だった。サンライズ社は業界最大手で、全国3400強あるスクリーン(ロードショー、シネマコンプレックス)のシネアド枠で、シェア6割ほどを占める。

松竹は「劇場への集客に力を入れ、映画館のメディア価値向上に努める」とコメントした。同社によるとトライメディアは存続させる方向で、今後は、映写機関連の管理業務を担う見通し。