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コラム

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ダダ漏れ奮闘記:そらの(第3回)

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成功の理由はライブメディアならではの双方向からの参加感

そらの(ソラノート)

前回、ぱっと聞き酷な話をさせていただいた。当社に対する印象が変わった方もいたかもしれない。でも、それはこのライブメディアがビジネスになると考えているからである。今回は、ライブメディアがプロモーションとして成功した例、ビジネスとして成り立った例を紹介したいと思う。

昨夏、ポータブルゲーム機の新作ソフトのプロモーションに参加した。約1カ月半、毎週1回、若手芸人と深夜までの番組。結果から話すと、売り上げにつながり、クライアントは満足してくださった。

ここからは中身の話。私たちの使命は番組に双方向性を付加し、盛り上げること。視聴者をいかに引き込み、ビューアー数をあげるかというところにある。番組は好調なスタートをきって、懸念を吹き飛ばしたが、期待とは裏腹に、爆発的な同時視聴数は獲得できない悔しい日が続く。不足は何か。反省会は番組終了後、何時間も続いた。全シリーズ終了。同時視聴者数は悪くない数字をキープしたが、大反省、そう思っていた。

なぜクライアントは満足だったのか。それは購買につながったためだ。どうしてつながったのか。視聴者を番組のとりこにできていたからだと私は考える。番組をキッカケにゲーム機やソフトを購入したとの報告があった。視聴者が自分も楽しみたいと思ったからの行動だと思う。若手芸人のファン、ソフトのファンなど様々な視聴者が混ざり合って番組の強いファンを作り上げた。

成功のわけは双方向からの参加感。ライブメディアだからできることである。(「宣伝会議」2011年2月1日号から)

※毎月1回掲載(全4回)、次回は2011年3月1日掲載予定

そらの
ダダ漏れ女子。面白そうと思えばPCとビデオカメラを持ってどこでもインターネット生配信を行なう。過去には事業仕分けの第一弾を単身で配信。