ボクのモットーは現場第一主義。

先週火曜日、芸能界に大激震！そう、島田紳助さんの突然の会見、そして、引退という言葉。「やばい!!」とすぐに対策へ。しかし、仕込んでおいたネタは次々とキャンセル。引退報道一色になりました。と思ったら、菅総理が辞任で野田総理誕生。と思ったら、今度はTOKIOの山口さんの無免許報道。正直言って、こんな激動の１週間は初めてです。

もちろん、東日本大震災の時もそうでしたが、あの時は日本全体が大変だったため、それどこではありませんでしたが、今回は違います。

時間単位で、戦略と戦術を変えてゆくという、まさに負け戦の真っ只中でした。その中でも、最終的には、どうにか勝ちに持ってゆくことができました。唯一の救いは、台風の影響で大雨予報だったのが快晴になったこと。おかげさまで全ての取材が成功したことが、唯一の運の良さでした。

圧勝ではありませんが、どうにか勝ち抜けましたが、本当に疲れて、ぐったり……好きなジョギングもできませんでした。明日から再開します。

そういえば、テレビ業界人として、ひとこと述べておかなければならないのが、東海テレビの不適切テロップ問題。やはり後味が悪い感じです。でも、処分などに対し一定の評価があったのでしょう。よく「いやなら見なければいい」といいますが、その通りだと思います。本気で視聴者が怒ったら、視聴ボイコットになり、視聴率がゼロになるかもしれません。スポンサーが全て降りて、CMが一本もなくなるかも知れません。でもそんな事にはならなかったので、ある意味ケジメをつけたと評価されたのでしょうか？

ボク自身もこれまで、本当に多くのトラブルを起こしたことがあるので、今回の件は、ひとつの教訓にしていこうと思います。同じテレビ業界人として、心を引き締めてテレビ番組に向い合っていきたいと思います。

あ、今週良かったことがありました。それは「終わらす技術」（フォレスト出版）が増刷になったこと。やはりボクは運がいい……では、また。

野呂 エイシロウ「テレビPRで、売り上げをつくる！」バックナンバー

• 第2回　テレビ業界人は実は、情にもろい。（8/26）
• 第1回　世界で一番ゆる～い戦略的PRコンサルタント参上！！（8/19）