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コラム

野呂エイシロウ「テレビPRで、売り上げをつくる!」

1円もかけずに宣伝を成功させる方法

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広報会議2011年10月号

「広報会議」10月号では、「メディアに社員をどう注目してもらうか」というテーマで取材を受けました。

今日もクライアントに次々と取材が入り、新しいブランディングの打ち合わせなどで10 カ所以上を飛び回っている野呂エイシロウです。さて、前回に引き続きPRについて。これは、ボクが掲載されている広報会議10月号にも書いていません(笑)(35 ページ参照)。

広報は、中小企業において一番大切なのは、お金をかけずに取材してもらうこと。それは、初めてであれば、メディアも新鮮で取材してくれます。ボクのクライアントの某IT企業はこれまでに広告を打ったことが一度もありません。でも、露出回数は100件を超え、利益につなげています。ひとつは、NO1を探すこと。他の企業にないことを搾り出すことです。それをプレスリリースという形でメディアに伝えましょう。そして、もうひとつ大切なのが、続けることです。

ボクは「終わらす技術」(フォレスト出版)を出していますが、その逆で一番大切なのは、「続ける技術」だと思います。ちなみに「続ける技術」という本も同じシリーズで発売されています(笑)。

続けているとある日突然、ある瞬間からPRが成功するようになります。自転車などと一緒です。自転車もある瞬間から乗れるようになります。転ばずに走れるようになる日があります。その瞬間、わかりますよね。

鉄棒の逆上がりも一度出来るようになると、あとはいくらでも、回ることができるようになります。それと一緒です。PRは最初の3ヶ月間は全く取材されません。結構辛い日々です。そして半年ぐらい経つとポツポツ。そしてある瞬間大ブレイクします。

そういうものなのです。そこまで続けることが何よりも大切なことになります。結構苦しいのですが、そこを乗り越えるとあとは楽勝です。自転車に乗るように、そして鉄棒で逆上がりが出来るように、掲載されるようになります。

しかし、掲載されすぎると、それはそれで飽きられる瞬間が訪れます。そうなると、イベントを打つ、面白い戦略を行う、マスコミがオッ!と驚く事柄を仕掛けるなど、お金がかかる施策が必要になります。そうなったら、PR会社の登場です。

それは、あなたの会社が大きくなった証拠です。プロを使って、プロ野球的PR、大リーガー的PRをする必要があります。それまでは是非とも飽きずに続けてください。そうすればある時、ヒットやホームランが打てるようになりますから。

その時の爽快感と言ったら「もう最高!」のひと言。もちろん売り上げが急増するだけではなく、HPがフリーズしたり、ダウンしたりします。是非ともそれまで続けてください。諦めないことが最高の成功術です。

さて、これからまたクライアントの取材に立ち会います。また今からすごいブームを起こします。その導火線に今、火をつけている最中です。大きな打ち上げ花火です。綺麗な花火大会になるはずです。それを考えるのが、ボクの仕事です。引き続きお楽しみに。

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