健康機器大手のタニタは11日、同社の社員食堂のメニューが食べられる「丸の内タニタ食堂」を東京・丸の内の「丸ノ内国際ビルヂング」に開店した。

社員食堂のコンセプトを忠実に再現したメニューを取りそろえるほか、業務用の体組成形を備えたカウンセリングルームも設け、常駐する管理栄養士などが無料でアドバイスを行うサービスも提供する。また、食堂内は柔軟にレイアウト変更が可能で、さまざまなイベントに対応できるようになっている。

同社の社食メニューを監修したレシピ本の販売はシリーズ累計420万部を突破。「食堂を一般にも開放してほしい」という要望を受け、今回の出店を決めた。レストラン事業を展開するにあたり、外食を手がける「きちり」と業務提携した。

メニューは「日替わり定食」（800円）と「週替わり定食」（900円）の2種類。いずれも1食あたり500キロカロリー前後になっている。